部品などが「今でも入手できるか」の英語表現

多くの工業製品では、その製造および販売を終了した時点から、10年間程度はその製品に使用していた部品をストックしています。 理由は、市場から湧き上がる修理需要に対応するためです。 製造終了の製品でも修理に必要な部品を入手できるお陰で、消費者はモデル末期の製品であっても安心して購入することが出来ます。 このような文脈で何かを「入手できるかどうか」を表現するのに

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「部品取り用のマシン」の英語表現

同じ機種のマシンが2台以上あって、1台をメインのマシンとして日常的に使用し、万が一そのメインのマシンに故障が発生したとき、別の遊休のマシンから故障した部品を抜き取り、メインのマシンを修理するような運用をすることがあります。 このように必要に応じて部品を取るために存在しているようなマシンを「部品取り用のマシン」等と呼ぶことがあります。 たいていの場合、部品取り用のマシンは

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「やぶさかではない」の英語表現

「やぶさかではない」とは、「あまり気乗りしないがやってもいい」や「やってもいいですけどね」のように若干の消極的な姿勢を表現します。 「~するのにやぶさかではないですよ」と言いたいとき、英語では be willing to do を使います。これは現在進行形の形です。 be willing to do 「~するのに吝かではない」 <例文1> I

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部品等がまだ「使える」の英語表現

一部の部品は故障して使い物にならない状況だが、他の部品はまだ「使える」と言うとき serviceable を使うことが出来ます。 serviceable【形容詞】 使用可能である、実用に耐えうる 役に立つ、便利である be still serviceable 「まだ使える」 still は通例、be動詞の後ろ・一般動詞の前に置かれます。

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「AをBから外す・引き抜く・接続を外す」って英語でどう言う?

英語で「AをBから外す・引き抜く・接続を外す」と言いたいときは unplug A from B disconnect A from B あたりが使えます。 具体的な使い方は、以下例文を参考にしてみてください: <例文1> We found the fuse was blown. So we unplugged the power supply boar

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head over to の意味「~に向かう」

head と言えば名詞で「頭」ですが、実は他にもいろいろな意味があります。 動詞としての head は「~に向かって進む・進ませる」という意味を表すことが出来ます。 元々は「頭を進む方向に向ける」という意味なのでしょうが、もはや go と同じ意味と言えます。 普通に go を使えばいいのですが、ネイティブにとっては go だと簡単すぎるので、head を使

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I am lightweight の意味「私はお酒が弱い」

lightweight には次のとおり2種類の品詞形態があります。 【形容詞】 軽量な 取るに足らない(重要じゃない) お酒が弱い 【名詞】 体重が軽い人・生き物 取るに足らない人(重要じゃない人) 下戸(お酒が弱い人) 比喩的な決まり文句として lightweight は「お酒が弱い」という意味でよく使

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アポストロフィを2回連続して使えるか?

アポストロフィとは、例えば Michel’s のように名詞と s を繋げるための ’という記号のことで、1つの役割は所有格を作ることです。 例えば以下のように使います。 <例文1> This is Michel’s company. これはマイケルの会社です。 では、「これはマイケルの父親の会社です」と英語で言おうとしたとき、どう英作文

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and not me が語尾にある英文-どうして彼らはあなたに頼んだのか?私にではなく

以下の例文を検討してみましょう。 ちょっと、僻みっぽい文章です。 <例文1> Why did they ask you and not me? 訳)どうして彼らはあなたに頼んだのか?私にではなく。 上記例文のとおり、「私にではなく」と言いたいときは and not me を後ろに付けます。 この例文を省略されている部分を補って書き

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smoking hot の意味―英語のスラング

smoking hot を日本語のスラング風に訳すとすれば「超イケてる」くらいが妥当ではないかと思います。 男性にも女性にも使うことができますし、物に使うこともあります。 語源は、調理器具などを火にかけて熱し過ぎて、煙が出るほど熱くなっている状態から来ています。 smoking hot はスラングなので、正確に表現すると smokin’ hot と表すべき

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「見通しあり」の英語表現: look promising

ハードウェア設計の現場において「見通しがある」はしばしば使われる言葉の1つかもしれません。 「見通しがある」とは即ち、「期待が持てる」、「有望である」、「成長が見込めそうだ」などように楽観的な展望を述べるときに使われる言葉です。 例えば、最後までデータを採り終わっているわけではないけれど、ここまでのデータから、できるだけ客観的に判断して有望そうだから「見通しあり」と言う

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It seems… と It appears… の感覚的な違い

結論から申し上げると It seems… と It appears… の使い分けにあまり躍起になる必要はあまりありません。 この両者の表現は、基本的に言い換え可能であると考えて差し支えないですが、感覚的には以下のような違いがあります。 seem: ~のように思われる、感じられる、考えられる appear: ~のように見える(視覚的な印象) 経験的に、ネイティブが

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pull out: 必要な情報を取り出す

pull out の文法的な構造は 動詞(pull) + 副詞(out) で、根源的な意味は「外側に引っ張り出す」です。 以下例文のように、たくさんの情報の集まりの中から、必要なものを探し当てて抜き出すという文脈で pull out を使うことがあります。 pull out A from B: BからAを取り出す <例文1> Could yo

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familiar with と aware of の使いどころ―「そんなに詳しくないが表面的には知っている」と「存在すら把握してない」

「~精通している」や「~に詳しい」と言いたいときは以下のような表現があります。 be familiar with ~ be knowledgeable about ~ know a lot about ~ <例文1> Are you familiar with this standard JIS 2283: 2000? 訳)あなたは日本工

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march to the drummer of の意味

march to the drummer of は英語のイディオムです。 ただ、初めて見聞きしても何となく意味は想像できるかもしれませんね。 もっと一般的な言い方は march to the beat of a different drummer です。 直訳すると「別の太鼓奏者のビートに向かって行進する」です。 慣用的な意味は「

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in the same fashion: 同じやり方で

我々日本人にとって fashion と聞くと、まずは「洋服や髪型などの流行」を想像してしまう。 ところが、fashion は way(やり方)と同じ意味でよく使われる。 in the same fashion の後ろに as を加えることによって、一体何と同じなのかを表現することが可能である。 in the same fashion as ~: ~と同

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「だんだんと~になってきている」と英語で言ってみよう!

私は「だんだん~なってきた」を英語で言おうとしたとき、2通りの言い方を頭に浮かべます。 その2通りというは、形容詞を使って言うか、もしくは動詞を使うかです。 「だんだん~なってきている」は今まさに~になっている最中であるということですから、これは進行形の出番ですね。 形容詞と動詞、どちらを使う場合でも進行形を使います。 be動詞 + ge

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