「私はこの詩から何かを得た」の英語表現。何かは具体的には言えないけれど、とにかく何かを学んだと言いたいとき

何かを「学ぶ」という文脈で take away を使うときがあります。 <例文1> I took something away from this poem. 訳)私はこの詩から何かを得ました(学びました)。 例文1は、その詞の中から何か自分のためになりそうなことを学び取った(持ち去った)ことを意味しています。

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aptitude の意味は「生まれつきの能力・才能」

能力、技術、技能などを表す英語は、意外とたくさんありますが、大きく分けて、 先天的に備えた能力 後天的に得られた能力 の2種類があります。 aptitude は「生まれつきの能力」という意味で、talent や gift のように「先天的に備えた能力」の仲間であると言えます。 talent: 生まれもった資質 gift:

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You got your ears lowered? で「髪切ったの?」

英語で「髪切った?」と言いたいときは、ベーシックな言い方として Did you get a haircut? Did you get your hair cut? 等がありますが、スラング的な表現で get your ears lowered という表現もあります。 <例文1> You got your ears lowered? 訳)髪

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「このデータは同じマシンから得られたものだ」の英語表現

この手の表現を英語化しようとすると意外と悩むものですが、実は簡単に言う方法があります。 以下例文のように be (came) from を使えばいいです。came はあってもなくてもどちらでも構いません。 <例文1> These data are (came) from the same machine with calibration on and off.

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「他でも同じような問題が起こっている」の英語表現(冠詞と限定用法の形容詞similar)

「問題が起こっている」という日本語から少し発想を変えて、「問題を目にしている」と考えてみましょう。 <例文1> We see similar issues in another measurement curve.  訳)他の測定値のカーブでも同じような問題が起こっています。 <例文2> Have you seen similar is

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「この違いをもたらした原因は不明です」の英語表現(It を主語にする文)

この手の表現を英語で言おうとするときは、形式主語の it を使うことを考えます。 日本語だろうと英語だろうと「この違いをもたらした原因」が主語になりますが、述部(不明だ)に比べて主語が長いため頭でっかちな文になってしまいます。 こういうとき、英語では形式主語の it の出番となります。 <例文1> We asked them to take the lo

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「それはちょっと的外れでした、関係ありませんでした」の英語表現

ちょっとした勘違いをしていて、的外れな主張してしまったときに使えるフレーズをご紹介します。 <例文1> I have checked and I was mistaken about it. I am sorry. That is sort of irrelevant. 訳)確認したところ、私の勘違いでした。申し訳ありません。それはちょっと的外れでした。

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「データからバラツキが改善していることを確認した」の英語表現

「確認する」という日本語はなかなかクセ者で、英語にはばっちり合う動詞は存在しません。 文脈によって、make sure,go over,review,find,check,confirm など様々な言い方があります。 本ページでは show を使って「データや実験結果などからバラツキの改善を確認した」という文脈を表現する方法を確認しましょう。 典型的には、

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「システムは意図したとおりに動作していると考えられる」の英語表現

まずは能動態の形で英作文してみましょう。 <例文1> We consider the system operating as intended. 訳)我々はそのシステムが意図したとおりに動作していると考えています。 例文1は我々日本人にとってはかなり発想しにくい文ではないかと思います。 consider + O + doing

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どれくらいのパーセンテージ・割合ですか?を英語で表現するのにHow muchは使わない

日本語の「どれくらい」に引っ張られて、How much を使いたくなるとこですが、パーセンテージを尋ねるときは What を使います。 この形が基本形なので、覚えておくと良いと思います。 What is the percentage of ~? 「~の割合はどれくらいですか?」 <例文1> What is the percentage of Greek

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Poor man’s mehod イマイチ(今一)なやり方

物事が「イマイチである」とは、期待されている水準に若干達していない、少し劣っていることを意味します。 「イマイチ」の語源は「今一つ足りてない」から来ています。つまり何かが1つだけ欠けていて、十分じゃないということです。 英語では、「イマイチな何々」という文脈で poor man’s を使うことが出来ます。 日本語の「イマイチ」ほど万能ではありませんが、引き

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hillbilly の意味(アメリカの田舎出身で無教養な白人男性に対する侮辱的な用語)

hillbilly とは米国における侮辱的な用語で、 「田舎者の無教育な白人男性」 を意味します。 典型的には、アメリカ南部における人里から遠く離れた僻地で育った教育レベルが十分でなない男性を指します。 語源的には hill は「丘陵地帯」で、billy は「雄(おす)」を意味することに由来していると考えられます。 hillbi

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It doesn’t matter(否定文)とは言うけど it matters(肯定文)と言う事はあるのか?

It doesn’t matter は典型的には以下のようなことを意味します。 そんなの問題じゃないよ そんなこと気にしなくていいんだよ そんなの関係ないよ(重要なことじゃないよ) なんでもいいよ 注目すべきはその形です。 It is not a matter(SVC)ではなく、It does not matter(SV)なのです。

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The difficulty I have run into is(私が直面している課題は…です)

run into にはいくつか意味がありますが、ここでは「予期せぬものに出くわす」という意味にフォーカスオンしたいと思います。 この「予期していないものに出くわす」という意味では、他に似たような表現として come across や encounter などがあります。 run into は difficulty(困難な事) や problem(問題) などと一緒によく

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I got it をネイティブライクに発音すると I garlic (私、ニンニク)に聞こえる悲しみを乗り越えて

アメリカ人が発音する I got it (わかりました)を、聞くと「アィガーリッ」と言っているように聞こえないでしょうか? 少なくとも、ちゃんと [t] を発音してくれている感じはしないと思います。 はい、私、ニンニクです! お恥ずかしい話ですが、かつて私もアメリカ人のネイティブらしい発音を真似て、「アィガーリッ」と言っていたのですが、ある時、正直者の白人

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【原因・理由を表す分詞構文】分詞が文末に置かれるケース

分詞構文が作り出す意味は典型的には以下のようなものがあります。 とき(~しているときに、~してみたら) 原因・理由(~なので) 付帯状況(~しながら) 結果(~した結果、…) 本ページでは、2番めの【原因・理由】を表す分詞構文について確認します。 原因・理由を表す場合、分詞句は文頭に置かれるのが通常ですが、次のように複数のセンテンスが

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walk や talk に l(エル)の音はない―ありがちな勘違い発音

私達は知らない英単語を見たとき、そのアルファベットからどんな発音になるのか予想しますが、実はアルファベットというのは案外役に立たないことが多いです。 例えば、walk(歩く) や talk(話す)の発音記号を見てください。 walk [wɔ́:k] talk [tɔ́:k] このとおり walk や talk に l(エル)の音はありません。

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but と同じ意味の and yet

but を知らない人はいないでしょう。でも yet が but と同じように使われることはご存知でしょうか? 例えば以下のように yet を使います。 <例文1> I didn’t get a lot of sleep last night, (and) yet I have a lot of energy this morning. 訳)昨夜はそんなに

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