go into の少しひねった意味『労力・時間・お金などを費やす』と go through, go overとのイメージ的な違い

“go into ~” の最もベーシックな意味はご存知のように『~の中に入る』です。 <例文1> I made the decision five years ago to go into real estate investment. 私は5年前に不動産投資の世界に入る決断をしました。 しかしネイティブは “go into” で『労力・時間

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圧勝するという意味の “sweep”

“sweep” の最も基本的な意味は『掃く、掃除する』ですが、『圧勝する』という意味で使われることがあります。 ~に圧勝する “sweep ~” <例文1> The Giants swept the Dodgers, 9 to 0. ジャイアンツはドジャースに9対0で圧勝した。 “sweep” の活用は以下のとおりです。  swe

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「半径 ~以内」は英語で何と言う?

『半径~以内』という言い方は意外にもとても簡単な英語で表現することが可能です。 まず “radius” を使った普通の表現から確認したいと思います。これが一番オーソドックスな表現です。 …から半径 ~以内 “within a radius of ~ from …” <例文1> You may not smoke within a radius of 8

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“like beating a dead horse” の意味

“beat a dead horse” を直訳すると『死んだ馬をムチで打つ』です。 死んだ馬にまたがってムチを打っても馬は走りません。 このイディオムの意味は『無駄である、無意味なことである』です。 よくbe動詞を伴って以下のように使われます。 <例文> Overstating is like beating a dead horse.

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『今までそんなこと考えたことがない』って英語でどう言う?

今までの人生で何かしたことがある、あるいは、したことがないと言いたいときは完了形の出番ですね。 現在完了形: have + 過去分詞 過去完了形: had + 過去分詞 ここでは『今までそんなこと考えたことがない』という表現を題材にして、現在完了と過去完了の違いについて掘り下げてみたいと思います。 現在完了形が適用されるとき 例えば、友人A

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“have a screw loose” の意味: 英語のスラング

“have a screw loose” は『頭のネジがゆるんでいる』という意味で、一種の悪口イディオムである。 <例文1> That guy has a screw loose. あいつは頭がおかしい(正気じゃない)。 “have a screw loose” は『ゆるんだネジを持っている』というよりかは、『ネジのゆるみを持っている』と解釈できる。なぜなら

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『やばい』の英語表現―His play was disgusting!(彼のプレーはやばかった!)

『やばい』は主に日本の若者が使うスラングのようなものと言えるでしょう。 意味は大きく分けて2つあります。悪い意味でも良い意味でも使われるというのがポイントです。 悪い意味: 危ない、まずい状態だ 良い意味: すごい、素晴らしい 『やばい』については、どちらかと言うと悪い意味が最初にあって、そこから言葉遊び的に良い意味が編み出されたと思われます。

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製品の特徴や性能という意味の “trait”

“trait” は『性格』や『習性』という意味です。 普段の生活の中では人間や動物などの特徴を説明するときに使われることが多いでしょう。 工業の世界において “trait” は製品の『性能』や『特徴』という意味で用いられることがあります。 <例文> This product must have some traits to be considered a

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“I have a bad memory” には2通りの解釈がある

“have a bad memory” という表現は “have” という動詞の多様性を説明するためによく出てくる例文です。 “I have a bad memory” には次のとおり2通りの意味があります。 『私は記憶力が悪い』 I am bad at memorizing. 『私には悪い思い出がある』 I have experienced a nightm

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“rub me the wrong way” の意味

ネイティブスピーカーは日常的にイディオムを好んで使いますので、非ネイティブであってもイディオムを知っていることに越したことはないでしょう。 “rub me the wrong way” については、日本語の中にも全く同じ発想のイディオムがあるので比較的覚えやすいものです。 “rub ~ the wrong way” ~の感情を逆撫でする <例文1>

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『統計的工程管理によって』と英語で言いたいとき

まず『統計的工程管理』は英語で “statistical process control” と言います。 イニシャルをとって “SPC” と呼ばれることが多いです。 『~によって』の部分は “with” と “by” のどちらを使えばいいでしょうか? “with” と “by” の使い分けは一言で言うと以下のとおりです。 “with” は

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“rain buckets” の意味

“bucket” はバケツのことですから、日本語でも全く同じ言い方がありますね。 『バケツをひっくり返したような雨』のことです。 “rain buckets” も全く同じ考え方が適用されたイディオムで、意味は『バケツをひっくり返したように雨が降る』です。 <例文1> It is raining buckets. バケツをひっくり返したような雨が降っ

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left for the day の意味―今日は退社しました

“left for the day” は『今日は退社しました』という意味の決まり文句で、早退したとき等によく聞く表現です。 現在完了形でも、単純過去形のどちらを使っても構いませんが、どちらかと言えば現在完了形で使われることが多いです。 <例文1> He has already left for the day. 彼は既に退社しました。 ところで

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『AのばらつきはBよりも大きい』の英語で言いたいとき

『~よりも大きい』や『~よりも小さい』などのように、ある基準と比べて程度や数量がどうかということを表現するとき、英語では比較級や最上級の文を作ります。 比較級や最上級のように形が変わる(比較変化する)のは、形容詞と副詞のみです。 データのばらつきや変動の程度が『大きい』と言うときは “great” や “large” が使われます。“great” や “large” は

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“I am screwed” と “I am screwed up” の違い

しばしば “I am screwed” と “I am screwed up” は同じ意味だと誤解されているようです。 確かに、だぶる部分もありますが、両者は全く同じ意味ではありません。 以下から、違いについて検討してみましょう。 “I am screwed” の意味 意味としては、以下のような感じです。 八方ふさがりだ: I am

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英語のスラング“whitewash”の意味―ハリウッド映画の主人公は白人化される傾向

動詞としての “whitewash” は『~を白く塗る』を意味します。 そこから転じて『(失敗や欠点)を覆い隠す』という比喩的な意味もあります。 これらの意味の他に、以下のような文脈で使われることがあります。 <例文1> Dragon Ball Z movies are whitewashed. 訳)ドラゴンボールZの映画は whitewash さ

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