『~さんと相談していただけると助かります』と英語で伝える

Eメールでは相手とのコミュニケーションが上手く行かず、議論が前進していかないことがあります。そういう時、相手の近くに相談できそうな人がいる場合は「その人に相談してみて」とお願いしてみると上手くいくことがあります。 『~と相談していただけると助かります』は “It helps me if you discuss with ~” という表現があります。これは【形式主語のit】を用いた表現

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『もしそうなら』と『もしそうでないなら』の英語表現-soを使った慣用的省略構文

日本語とほぼ同じ発想で、以下のように表現することができます。 『もしそうなら、~』は  “If so, ~” 『もしそうじゃないなら、~』は  “If not (so), ~” このような “so” の使い方は、慣用的省略構文と云います。 例えば “Why so?” ⇒『なぜそうなるの?』などと同じ用法です。 『もし、そうなら・・・』の例文

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『理解できなくて申し訳ありません』と念のため一言謝る英語表現

英語メールなどで相手が何を言っているのか分からないときに『理解出来なくてすみません』と一言謝る表現をご紹介します。謝り過ぎも良くないので程々にするといいでしょう。 『~を理解出来なくてすみません』の英語表現として “I am sorry because I cannot understand ~” があります。 <例文> We have studied your n

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~について(説明している)という意味の現在分詞 “explaining ~”

現在分詞(動詞のing形)は、形容詞と動詞の性質を併せ持っています。 よって、他動詞の現在分詞であれば、以下の例文のように目的語をとることが出来ます。 <例文> Attached is the MS-Word file explaining A and B in detail. Could you please review and confirm your und

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『~を別々に扱う』の英語表現“handle ~ separately”

<例文> Could you confirm if each setting handles each LUT separately? それぞれの設定が(選ばれた時)、それぞれのLUTを別々に扱うかをご確認いただけますか? “handle” はなかなか意味が広い言葉です。 名詞としての “handle” は「ハンドル、取っ手」という意味で、そのス

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『弱く指摘する』という意味の“mention”

“mention” ― 高校で習う基本的な英単語の1つです。 『言及する』という意味でとりあえず覚えると思いますが、『言及する』なんて日本語は普段あまり使いませんよね。 そもそも “say” や “tell” と何が違うのか?という疑問を持ちつつ、多くの人は大人になります。 違いを簡単にまとめると、以下のようになります。 say: 言葉を発する

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機能などが『対応している』と英語で言いたいとき

ソフトウェアについて話すような文脈において、『~に対応している』は “support ~” で表現することが出来ます。『~をサポートしている』は、もはや日本語になっていますね。 <例文1> Could you please confirm if the controller supports this capability 訳)そのコントローラはこの機能をサポートしているか確

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手順やプロセス等に『従う』と英語で言いたいときは“follow”を使う

“follow” の核となる意味は『あとについて行く』です。そこから、命令、ルール、習慣、流行などに『従う』という意味に発展しています。 “follow” は名詞として用いられこともありますが、この場合は『追随』とか『追跡』等の意味になります。 プロセスに『従う』の例文 I will follow the updated process when I ha

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相手の都合が良いかを確認する英語表現 “work for”

まずは “work for ~” の基本的な意味を確認してみましょう。 “work for ~” の意味として、よく知られているものは以下の3つではないでしょうか。 『~で働く』 『~の期間で働く』 『~のために働く』 『~で働く』の例文: My mother works for the government. 私の母は政府で働いている

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『表示される』と英語で言いたいとき – be displayed

手順の説明などよく出てくる『~が表示される』は “~ be displayed” と表現することができます。 “~ be displayed”は受動態であり、日本語の『~が表示される』と同じ発想であることから受け入れやすい表現と言えるでしょう。 <例文1> A warning screen is displayed. Select Yes to continue.

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あまり見慣れない “as per ~” の意味と使い方

“as per ~” は結構フォーマルな響きのある表現なので、それほど使いやすい表現ではありません。ただメール等では普通に使う人もいるので知っておいた方がいいでしょう。  “as per ~” の意味 〜によると 〜のおかげで 〜に倣って 〜に基づいて 〜どおりにやれば 具体的な使い方は、以下例文を参考にしてみてください: <例文

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『考慮する』や『考慮に入れる』と英語で言いたいとき

『~を考慮に入れる』と英語で言いたいときは、以下の2種類の表現方法があります。 take ~ into consideration take ~ into account “take ~ into consideration(account)” は “Take me to this address.” =『私をこの住所まで連れて行ってください』と同じ形ですよね。いわゆる第

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『~に適合する』って英語でどう言う?

図面や仕様書などでよく使われる『~に適合する』という表現についてご紹介します。 何かの条件、仕様、規格、基準、制限など『に適合する』や『を満足する』と言いたい時は以下のような表現があります。 conform to(with) ~:  (慣習や規則、基準など)に従う、満足する comply with ~:  (法令や要求、規則など)に従う≒obey≒fo

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『再確認する』と英語で言いたいとき

『再確認する』や『もう一度確認する』の英語表現として “reconfirm” という言い方があります。ハイフンを使って “re-confirm” としてもOKです。 “reconfirm” は他動詞として目的語をとることができます。また、自動詞としての用法もあるので、例えば “let me reconfirm.” というように目的語がなくても文として成立します。 <

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『ばらつきを抑える』 と英語で言いたいとき

『ばらつき』は英語で “fluctuation” や “variation” などが使えます。 “fluctuation” と言ったら、これは一般に「時間的な揺らぎ」を意味します。 あるシステムがあって、その入力と出力の関係の『ばらつき』と言いたいような場合は “variation” が適切です。 <例文1> The variation of the respo

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『~する性能を潜在的に備えている』 を意味する英語表現 “be capable of doing”

『~する性能や能力を潜在的に備えている』は “be capable of doing” と表現することができます <例文> This device is capable of supporting volume sliders. この装置はボリュームスライダーをサポートすることができる。 (サポートしようとすればサポートできるが、今はサポートしていない)

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『何が制限となってしまうのか説明していただけませんか?』と英語で言いたいとき

『何が~するための制限なのか』は “what is the limitation to do” と表現できます。 この応用として、ちょっとややこしい表現ですが、『何が~するための制限とならなければいけないか』と言いたいときは “what must be the limitation to do” と表現できます。要するに、どうして制限されるの? 何が理由で制限されなきゃならないの? 

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『~する前に』の英語表現と“before”の品詞について

まず初めに “before” という語について整理しておきます。 “before” には3種の品詞があります。 before …時間的に『前に』、位置的に『前に』 【副 詞】 【前置詞】 【接続詞】 “before” の【接続詞】として用法に従えば、 “before + S + V…” =『SがVする前に』というように後ろに文の形をとることができま

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