「確認する」という日本語はなかなかクセ者で、英語にはばっちり合う動詞は存在しません。
文脈によって、make sure,go over,review,find,check,confirm など様々な言い方があります。
本ページでは show を使って「データや実験結果などからバラツキの改善を確認した」という文脈を表現する方法を確認しましょう。
典型的には、show は以下のように使います。
<例文1>
The data shows good improvement for output variation and overall it is working within the specification.
訳)そのデータから出力のばらつきが十分改善していることが確認できたし、総合的にはスペックの範囲内で動作している。
日本語では「~を確認した」とか「~を確認済みである」というように、人間を主語にして文を作ることが多いです。
しかし英語においては頻繁に、the data などのいわゆる無生物を主語にして、それがどういう結果を示しているかを表現し、このとき show をよく使います。
他に特徴的な点として、このような文脈では、過去形(showed)より、現在形(show)の方がよく使われます。
「確認した」を英語で言おうとしたときは show(s) を使って表現する方法があることを頭の片隅に留めておくと良いでしょう。
<例文2>
The results show both European and US products not performing to expectations.
訳)その結果から、ヨーロッパ向け、米国向けの両方製品が意図したとおりの性能を発揮していないことを確認した。