hillbilly の意味(アメリカの田舎出身で無教養な白人男性に対する侮辱的な用語)

hillbilly とは米国における侮辱的な用語で、 「田舎者の無教育な白人男性」 を意味します。 典型的には、アメリカ南部における人里から遠く離れた僻地で育った教育レベルが十分でなない男性を指します。 語源的には hill は「丘陵地帯」で、billy は「雄(おす)」を意味することに由来していると考えられます。 hillbi

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It doesn’t matter(否定文)とは言うけど it matters(肯定文)と言う事はあるのか?

It doesn’t matter は典型的には以下のようなことを意味します。 そんなの問題じゃないよ そんなこと気にしなくていいんだよ そんなの関係ないよ(重要なことじゃないよ) なんでもいいよ 注目すべきはその形です。 It is not a matter(SVC)ではなく、It does not matter(SV)なのです。

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The difficulty I have run into is(私が直面している課題は…です)

run into にはいくつか意味がありますが、ここでは「予期せぬものに出くわす」という意味にフォーカスオンしたいと思います。 この「予期していないものに出くわす」という意味では、他に似たような表現として come across や encounter などがあります。 run into は difficulty(困難な事) や problem(問題) などと一緒によく

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I got it をネイティブライクに発音すると I garlic (私、ニンニク)に聞こえる悲しみを乗り越えて

アメリカ人が発音する I got it (わかりました)を、聞くと「アィガーリッ」と言っているように聞こえないでしょうか? 少なくとも、ちゃんと [t] を発音してくれている感じはしないと思います。 はい、私、ニンニクです! お恥ずかしい話ですが、かつて私もアメリカ人のネイティブらしい発音を真似て、「アィガーリッ」と言っていたのですが、ある時、正直者の白人

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【原因・理由を表す分詞構文】分詞が文末に置かれるケース

分詞構文が作り出す意味は典型的には以下のようなものがあります。 とき(~しているときに、~してみたら) 原因・理由(~なので) 付帯状況(~しながら) 結果(~した結果、…) 本ページでは、2番めの【原因・理由】を表す分詞構文について確認します。 原因・理由を表す場合、分詞句は文頭に置かれるのが通常ですが、次のように複数のセンテンスが

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walk や talk に l(エル)の音はない―ありがちな勘違い発音

私達は知らない英単語を見たとき、そのアルファベットからどんな発音になるのか予想しますが、実はアルファベットというのは案外役に立たないことが多いです。 例えば、walk(歩く) や talk(話す)の発音記号を見てください。 walk [wɔ́:k] talk [tɔ́:k] このとおり walk や talk に l(エル)の音はありません。

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but と同じ意味の and yet

but を知らない人はいないでしょう。でも yet が but と同じように使われることはご存知でしょうか? 例えば以下のように yet を使います。 <例文1> I didn’t get a lot of sleep last night, (and) yet I have a lot of energy this morning. 訳)昨夜はそんなに

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米人が時々「セマイ」=Semi と言うのだが一体何のことなのか?Kind ofやSort ofの代わりのSemiについて

ネイティブの中にたまに「セマイ」と言うのが口癖の人がいるのですが、実はそれ Semi と言ってます。 例えば、以下のような文脈で Semi が登場します。 <例文1> Aさん: I think (that) the adjustment works fine. Am I right? 訳)この調整装置は問題なく動作していると思うのですが、正しいでしょうか?

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「はまる」を意味する形容詞 stuck―「渋滞にはまった」とか「プログラミングやっていたらバグにはまった」とか

まず「スタック」には2種類ありますので、注意が必要です。発音も違います。 stack [stǽk] 「積み重ねたもの」「積み重ねる」 stuck [stʌ́k] 「動けない・抜け出せない」 このページでお話ししたいのは「動けない・抜け出せない」方の「スタック」です。 stuck には「はまる」という日本語が一番しっくりくるように思います。「はまる

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went back homeで「家に帰った」。went back to home は間違い

home というのはちょっと特殊なタイプの単語です。 「名詞」でもあり、そして「副詞」でもあるという特徴があります。 go と一緒に用いられる場合は、「副詞」として用法です。 なので、go home とは言えますが、go to home とは言えません。 【誤】go to home 【正】go home(homeには既にtoが含まれていると考える)

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top-notchの意味 ―英語のスラング

ネイティブ・イングリッシュ・スピーカーの英語の先生に以下のように言われた経験はないですか? <例文1> You are top-notch! 訳)あなたは最高だよ! 英語圏の文化は、何というか褒めて伸ばすという感覚が強いように思います。 英語は日本語よりも褒める表現が沢山ありますよね。 例えば、Good job! とか Awesome!

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やはり I don’t think so, as well はあまり使わないほうがいい

「私もそうじゃないと思う」って言いたい場面ってよくありますよね。相手の意見に同調するためのセリフです。 普段皆さんは「私も」の「も」のところを英語でどう表現しているでしょうか? 一昔前まで、私はこの「も」のところに as well を当てて I don’t think so, as well なんて言っていたのですが、ネイティブ・イングリッシュ・スピーカーであるアメリカ

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【used to have+病気】かつてある病気を患っていたの英作文

早速ですが「私はかつて糖尿病でした」を英作文してみたいと思います。 まずは以下のように、シンプルな単純過去形の文が思いつきますよね。もちろん、これはこれでOKです。 <例文1> I had diabetes. ―ただの過去形 訳)私は糖尿病でした。 used to have + 病気 ところで、過去の習慣的動作を意味する used

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状態動詞のliveが進行形をとる場合は一時的な居住を意味する

live は状態動詞なので、原則的に現在進行形をとることが出来ない。 ただし、「今はアメリカに駐在している」というように、一時的に住んでいる場合もあり得ますよね。 そのような場合は、例外的に現在進行形―living を使ってよいことになっています。 動作動詞と状態動詞 英語の動詞には、「動作動詞」と「状態動詞」があります。 これらは、原

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すみませんが…のノリでI’m sorry but…を使うべきでない理由

相手に何かを依頼するとき等ワンクッション的に入れる「すみませんが…」や「申し訳ありませんが…お願いします」は、日本社会ではやたらと見聞きする表現です。 特にEメールでは、「すみませんが…」のオンパレードでしょう。 日本語におけるこのような表現が、果たして良いものなのかは正直申し上げて甚だ疑問ではありますが、日本語ネイティブらしい表現と言えるでしょうね。 た

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circus(サーカス)の発音は意外と難しい。よくsoccerと聞き間違えられる

私が発音する circus(サーカス) は、どうも soccer(サッカー) と言っているようにネイティブには聞こえるということに気付いたのは、確か米国生活10ヵ月目くらいのことだったと思います。 本ページでは、どうしてそんなことが起こったのかについて考察してみたいと思います。 circus と soccer の発音記号 まずは、両者の発音記号を確認してみましょう

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How different と How much different の違い【How+形容詞】

How different と How much different、どちらも正しい英語です。 この2つは似たような表現なのですが、意味は微妙に異なるため使い分ける必要があります。 それぞれに日本語訳を当てるとすれば、 How different 「どう違うのか」 How much different 「どれくらい違うのか」 ということにな

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