今日、多くの工業製品には保証期間= “warranty” が設けられています。
“warranty” とは『保証期間』を示す場合もありますが、『保証書』や『保証そのものの概念』を意味する場合もあります。
誰か(通常はお客様)に対して、製品の品質などを『保証する』と言いたいとき “warrant” という動詞がよく使われます。
warrant to ~ that… 『~に対して…であることを保証する』
<例文1>
We should warrant to the original purchaser that its products are free from defect in material and workmanship under normal use for 3 years from the date of purchase.
新品購入者に対しては、その製品の購入日から3年間の通常使用条件下において、材料および製造上の欠陥が出ないことを保証すべきである。
ちなみに “be free from defect” は『欠陥が無い』と言うときの決まり文句で、図面の表記などでもよく見かける表現です。
日本語で言うところの『バリやキズ無きこと』等の表現は “be free from ~” で表現されることが多いです。
<例文2>
Indicated area is to be free from(of) scratches, flash, and projections.
指示範囲には、かき傷、ばり、突起物などなきこと。
“from” の代わりに “of” が用いられることもありますが意味は変わりません。