so と very の語感の違いをざっくり説明すると
- so はカジュアルで感情的なニュアンス
- very はフォーマルで客観的なニュアンス
となるわけですが、はっきり言って非ネイティブにとっては、どうでもいいような話ですよね。
とりあえず very を使っておけばいいというのが私の意見です。
理由は very のほうがよりオールラウンドに使えるからで、文法的な取り扱いが楽だからです。
以下から、例文を使って、ちょっと説明してみましょう。
<例文1>It was a so expensive product.
訳)それはとても高価な製品でした。
一見、例文1は正しいように見えるかもしれませんが、実は間違いなんです。
It was so expensive.
(これはとても高価でした)
とは言えますが、
It was a so expensive product.
とは言えません。
こういうときは、very を使う必要があります。
It was a very expensive product.
(これはとても高価な製品でした)
もちろん、
It was very expensive.
(これはとても高価でした)
と言うことも可能です。
まとめると、こういうことです。
〇: It was so expensive.
×: It was a so expensive product.
〇: It was very expensive.
〇: It was a very expensive product.
このような意味で、very のほうが汎用性が高く、より使いやすい表現と言えます。
so には変則的な性質があるので、ちょっとやっかいです。
はっきり言って、かなり意味不明なルールですが仕方ありませんね。
『とても』と言いたいときは very を使うと決めておけば、脳の省エネになります。