『問題』は “problem” あるいは “issue” を使うことが多いです。
“issue” と “problem” はどちらも、日本語で言うところの 『問題』 の意味で使われますがニュアンスが異なります。
- issue:良いか悪いかに関わらず、議論のテーマ、課題、問題点、核心、争点、重要な論点
- problem:結果的に困難さや害悪をもたらす問題。解決しなければならない問題点
では、『どこそこに問題がある』は英語でどう言えばいいでしょうか。『~に問題がある』の『~に』を表現するのに “with” がよく使われます。
~に問題がある:There is an issue(problem) with ~
<例文1>
There is a issue with the marketing plan.
訳)このマーケティングプランには(解決すべき)問題があります。
<例文2>
There were some problems the the machine over the last couple of days.
訳)ここの数日の間、そのマシンにはいくつかの問題がありました。
『~がある』と言いたいとき、上記の例文のように【There be構文】を使うのが日本人にとっては心地良いかもしれません。
より英語らしい言い方として、以下のように表現することも出来ます。
We have an issue(problem) with ~
<例文3>
We have two issues with the device but we feel that they are minor. One is A and the other is B.
訳)この装置には2つの問題があるが、それらは些細なものと考えている。一つはAで、もう一つはBである。
<例文4>
We have had some troubles with the machine that have prevented us from executing the latest test.
訳)このマシンにいくつかの問題があったせいで、直近の評価ができていませんでした。
できるだけ “I” や “We” を使って一人称で文を作った方が、三単元のsを意識しなくて済むので、Speakingのときに楽が出来ます。
また似たような表現として、『何か調子おかしい』というときも “with” の出番があります。上記の例と同じような感覚で使えます。
~の調子がおかしい
- There is something wrong with ~
- Something is wrong with ~
<例文5>
There is something wrong with the washing machine.
訳)この洗濯機は調子が悪い。
<例文6>
Something is wrong with the air conditioner.
訳)このエアコンは調子が悪い
“wrong” は『故障している』という形容詞でよく使われます。“wrong” は形容詞なので、名詞の前に置かれるのが原則です。なので “wrong something” としたい所なのですが、例外的に “something” や “nothing” や “anything” などを修飾するときは後ろに形容詞が置かれます。