ここでは schedule を使って「誰かと予定や時間を合わせる(調整する)」という表現を確認してみましょう。
schedule a time with 人 は以下のように3つバリエーションがあります。
- schedule a time with 人 「人と何かのための予定や時間を合わせる(調整する)」
- schedule a time to do with 人 「人と~するための予定や時間を合わせる(調整する)」
- schedule a time for something to do with 人 「人と何かが~するための予定や時間を合わせる(調整する)」
1と2はよく使う表現ですが、3を使う機会はあまりないかもしれません。3については、意味が分かりづらいと思うので、以下の例文3を確認してもらえるとイメージが湧きやすいと思います。
<例文1>
If it is agreeable, please schedule a time with him.
訳)もしそれに同意できるのであれば、彼と予定を合わせてください。
- ※ agreeable = agree + able 「同意可能な」を意味する一方で、「心地良い」や「気持ちが良い」という文脈でも使われる≒comfortable
<例文2>
Can you schedule a time to repair it with him?
訳)それを修理するための時間を彼と調整してもらえますか?
- ※ 「修理する」を意味する動詞としては repair 以外に、fix と mend がある。repair はより高度で専門的な修理という感じがする。mend はたいてい破け、裂け、穴の修理を意味し、「繕う」に近い。fix は最もオールマイティーで適用範囲が広いので、とりあえず fix を使っておけば大体OK。
<例文3>
You should schedule a time for the machine to go into sleep mode with him.
訳)そのマシンをスリープモードにする時間を彼と一緒に調整したほうがよいでしょう。
※ for ~ to do(不定詞)の形が来たら、不定詞の主語は for の後に現れる。例文3では the machine が go into sleep mode の主語になる。