「~する価値がある」は次のような言い方があります。
多くの場合、主語は it を使うことが多いでしょう。
このような it を仮主語と云います。
- It is worth doing 「~する価値がある」、「~するだけの値打ちがある」
- It is worthwhile doing (上の1よりもやや堅い言い方)
通常は 1 を使います。これが最も普通な表現です。
worth は形容詞と考えればいいでしょう。つまり、
It is worth(形容詞) doing(動名詞)
という形になるわけですから、より直訳的に訳すと「それは価値のある行いである」という意味になります。
文法の構造的には This is a red(形容詞) apple(名詞) と変わりません。
It is worth repairing 「修理するだけの価値がある」
<例文1>
It would be worth repairing this if the cause is just the power supply board.
訳)それを修理するだけの価値はありそうです。もしも、その原因がパワーサプライ基板だけであるなら。
例文1は、以下のように it の代わりに this を主語に持ってくることも可能です。どちらを主語にしても意味的な違いはありません。
<例文2>
This would be worth repairing if the cause is just the power supply board.
訳)これは修理する価値がありそうです。もしも、その原因がパワーサプライ基板だけであるなら。