文末のright?/no?と付加疑問文の関係

早速ですが、1つ問題です。

 

以下に示す6個の例文のうち、正しいものを選んで下さい。

 

  1. You do like apples, right?
  2. You don’t like apples, right?
  3. You do like apples, don’t you?
  4. You don’t like apples, do you?
  5. You do like apples, do you?
  6. You don’t like apples, don’t you?

 

 

答えは以下のとおりです。

  1. : You do like apples, right?
  2. : You don’t like apples, right?
  3. : You do like apples, don’t you?
  4. : You don’t like apples, do you?
  5. ×: You do like apples, do you?
  6. ×: You don’t like apples, don’t you?

 

 

お気付きのとおり「文末のright?/no?」と付加疑問文(do you? / don’t you?など)は同じような役割を持っています。

 

以下から順番に解説していきます。

 

 

 

文末の「right?」

これはネイティブと話していると、とにかくよく聞く言い回しだと思います。

 

上の例文のように、普通の文のお尻に、right? を付けることで「~だよね?」というニュアンスで、相手の同意を求めるような場面で使われます。

 

以下に示すように、最も基本的な形は<肯定文+right?>です。

 

これはこれで全く問題のない英語なのですが、フォーマルな場面では適切でない場合があるので、単なる○(マル)としています。

<例文1>

You like American food, right?

訳)アメリカの食事好きだよね?

 

 

 

 

否定文 + right?

ここが一番のポイントです。

 

<否定文 + right?>の形はアリか、ナシか?

 

例えば以下のような英作文をしたことはありませんか?

<例文2>

You don’t like American food, right?

訳)アメリカの食事は好きじゃないよね?

 

こういう言い方を嫌うネイティブもいるので、△の扱いにしました。

 

基本的に right? は肯定文と共に使うようにしたほうがより正しい英語と言えるでしょう。

 

では、否定文の時、どう言えば正しいのかというと do you? を使います。

<例文3>

You don’t like American food, do you?

訳)アメリカの食事は好きじゃないですよね?

 

 

 

 

英語は2重否定を嫌う

英語では原則的に2重否定を使うことができません。

 

例文3の例で言えば、You don’t like American food, don’t you? とは言えないことになっています。

 

don’t you を使うときは、以下のとおり主文が肯定文である必要があります。

<例文4>

You like American food, don’t you?

    ↑肯定文

訳)アメリカの食事好きですよね?

 

言い換えると、主文と付加文の、肯定/否定は反転して用いるのが正解です。

 

 

 

 

right? の代わりに no?

文末に no? という言い方も聞いたことがあるかもしれません。この no?right? や 付加疑問文と同じような役割を果たします。

<例文5>

This is correct, no? (isn’t it?/right?)

訳)これは正しいよね?

<例文6>

You have been to NYC, no? (haven’t you?/right?)

訳)ニューヨークシティに行ったことあるよね?

 

ただし、おもしろいことに<否定文+ yes?>という形はありません。

<例文7>

This isn’t correct, yes? (is it? を使う)

訳)これは正しくないよね?

<例文8>

You haven’t been to NYC, yes? (have you? を使う)

訳)ニューヨークシティに行ったことあるよね?

 

 

 

 

付加疑問文は必ず省略形を使う

例えば、以下の例文のように、付加文の否定形には cannot ではなく、can’t を使います。

<例文9>

誤)You can swim, cannot you?
正)You can swim, can’t you?

訳)泳げますよね?

 

完了形の付加疑問文も同様に考えて、haven’t you? を使うようにします。

<例文10>

誤)You have been to NYC, have not you?
正)You have been to NYC, haven’t you?

訳)ニューヨークシティに行ったことありますよね?

 

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