日本人の一般的な特質として、やはり異常なほどにシャイであることは認めざるを得ないと思います。
例えば、そんな典型的な日本人が、やたらと陽気でフレンドリーなアメリカ人と接したときに、「この人はただ単にシャイなだけなんだな…」ということが伝わればいいのですが、「目も合わせないし、挨拶もしないし、自己紹介もないし、無礼な奴だな」と思われるのは非常に損なことです。
ここでは、「(誰々)に対して良い態度をとる」という英語表現を確認したいと思います。
相手に対して良い態度をとるために、英語はそんなに立派じゃなくても、笑顔だったり挨拶だったり、できることは沢山あると思います。
~にもっと良い態度をとる: behave better toward(to) ~
この用法の behave は自動詞です。
自動詞としての behave は「誰々に対して」という目的語をとるために、toward や to (前置詞)が要ります。
behave と言えば「行儀よくふるまう」というイメージがあるかもしれませんが、以下例文のように「礼儀正しくふるまう」という文脈でも使われます。
<例文1>
We should behave better toward(to) the part-time workers.
私たちはアルバイトの労働者達に対してもっと良い態度をとるべきです。
似たような表現として、以下の表現も合わせてご紹介したいと思います。
~をもっと良く扱う: treat ~ better
この用法の treat は他動詞です。主語 + treat ~ better はよくある SVOC (第5文型)の形です。
C(補語)に相当するのが better なので、先に紹介した behave better toward よりも better を入れる位置は分かりやすいでしょう。
<例文2>
They have to treat the part-time workers better.
彼らはアルバイトの労働者達をもっと良く扱ってあげるべきである。