lightweight には次のとおり2種類の品詞形態があります。
【形容詞】
- 軽量な
- 取るに足らない(重要じゃない)
- お酒が弱い
【名詞】
- 体重が軽い人・生き物
- 取るに足らない人(重要じゃない人)
- 下戸(お酒が弱い人)
比喩的な決まり文句として lightweight は「お酒が弱い」という意味でよく使われます。
<例文1>
I am lightweight.
私はお酒が弱い。
(この例文の lightweight は形容詞)
もし lightweight を名詞として用いる場合は、以下のように冠詞が必要になります。
<例文2>
My father-in-law is a lightweight.
私の義理の父親は下戸です。
日本語の「私はお酒が弱い」に引っ張られて I am weak at(in) alcohol. という言い方を聞くことがありますが、ネイティブはこのような言い方をしません。
この言い方でも100%通じるのであまり問題はないのですが、自然な言い方ではないということになります。
一方、「お酒が強い」にはご想像どおり heavyweight が使えます。
<例文3>
My father used to be (a) heavyweight.
私の父はかつて酒豪だった。
lightweight と heavyweight を使ってお酒の強さを表現することは、ボクシングの階級に由来しているようです。
heavy級は最も重量が大きい階級なのですが、light級はどういうわけか一番軽い階級ではななく、大体真ん中くらいの階級となります。