英語メールの冒頭などで、ありがちな
〝(情報などを)知らせてくれてありがとうございます〟
という英語表現について確認します。
Thank you for + 名詞
「知らせてくれて」というニュアンスと完全にはマッチしないのですが、一番シンプルな言い方は、これです。
for の後には必ず名詞(information や advice など)が来ます。
<例文1>
Thank you for the information/advice.
訳)その情報/助言を(教えてくれて)をありがとう。
Thank you for + doing
information の動詞形は inform (知らせる) ですよね。
よって、この動名詞を使う手もあります。
<例文2>
Thank you for informing me.
訳)知らせてくれてありがとうございます。
口語でとてもよく使われるのが let me know (私に知らせて) という表現ですが、これを使ってもいいでしょう。
let は動名詞化(do⇒doing)してやればいいですね。
<例文3>
Thank you for letting me know.
訳)知らせてくれてありがとうございます。
どんなことを知らせてくれたことに感謝しているのか、具体的に書きたい場合は、letting me know の後ろに that節(knowの目的語)を付け加えることで詳細を記述することが出来ますよ。
<例文4>
Thank you for letting me know that the software is available from the file server.
訳)そのソフトウェアがファイルサーバーから得られることを教えてくれてありがとうございます。
『知らせてくれてありがとう』というよりか、『気付かせてくれてありがとう』みたいなニュアンスだったら、make me aware of ~ を言う手もあります。
<例文5>
Thank you for making me aware of this information.
訳)この情報(の存在)を気付かせてくれてありがとうございます。
以上、参考になりましたら幸いです。