英作文をするときは、できるだけ能動態で文を組み立てた方がいい。
ただし、動作の主体をぼかしたいときとか、自明過ぎてあえて言うまでもないとき、あとは何となく格好つけたいときなど、受動態の形を使うときがある。
『…であることは理解されている』は受身の形で、
It is understood that S + V ~
と表現できる。
<例文1>
It is understood that none of these are a solution to the problem, but hopefully they will provide us with the information required to understand the root cause.
訳)それらがどれも本当の意味での解決策ではことは理解されているが、それらが根本原因を理解するために必要な情報を我々にもたらしてくれることを望む。
例文1の it は形式主語といわれるやつで、本当の主語(真主語)は that節である。
見てのとおり that節 は S+V…と続き長くなるので、こういう場合、英語では it を形式的に使うことになっている。