違いを簡単に言うと、以下のとおりです。
hear ~は『~を直接的に聞く』
hear of (about)~は『~を間接的に聞く』
hear の例文
hear は、その耳で直接的に「音」を聞くときに使います。
ちなみに hear の発音は here と全く同じです。
過去形の heard の発音は注意してください。唇をすぼめて、口は閉じ気味で、Rを意識して「ハード」という感じで発音します。「ヒアード」は間違いです。
<例文1>
I heard noises.
訳)騒音が聞こえた(を聞いた)。
<例文2>
I heard music.
訳)音楽が聞こえた(を聞いた)。
<例文3>
I heard a song.
訳)ある歌が聞こえた(を聞いた)。
hear of (about)の例文
hear of (about) は、実際の「音」を聞いてません。
間接的に、噂話を聞く、~のお知らせを聞く、~のことを耳にする、~の存在を知る、~について伝え聞く、という感じです。
「聞く」というよりは、「知る」という表現の方が正しいです。
hear of (about) は、比ゆ的な表現と言えます。
<例文4>
I heard of the car accident the other day.
訳)私は、こないだ、その自動車事故について伝え聞いた。
hear of と hear about の違いはあまりありません。
強いて言えば、hear about のほうが、hear of よりも、より詳しい内容について聞くとい感じがします。