食べ物が『堅い』と言いたいときは “crispy”

皆さんはアメリカのベーコンを食べたことがあるでしょうか?

 

食べたことがある方はご存知かと思いますが、日本のベーコンに比べると、とても硬いです。良く言えばカリカリしています。

 

硬い』といえば “hard” という形容詞がまず思いついてしまうのですが、実は食べ物が硬いという文脈で “hard” は使いません。

 

hard (to eat)” というと『食べづらい』という意味で受け取られてしまいます。例えば、カニとか細かい骨が沢山ある魚などを形容するときに “hard (to eat)” が用いられます。

<例文1>

Crab meat is too hard (to eat).

訳)カニの身はとても食べづらいものだ。

 

 

hard” がカバーしている意味の範囲はとても広く、日常会話では『うまくやるのが難しい』とか『理解しづらい』という文脈で使われることがほとんどでしょう。

 

アメリカのベーコンのように水分がほとんど飛んでしまうくらい焼いてカリカリになっていうような『硬さ』を形容するときは “crispy” を使います。

<例文2>

Standard American bacon is so crispy.

訳)標準的なアメリカのベーコンはとてもカリカリです。

<例文3>

How can I cook crispy bacon in Japan?

訳)どうやって日本でベーコンをカリカリにできますか?

 

日本に住んでいるアメリカ人の中には、日本で売ってるベーコンをどうやってカリカリにするか研究している人もいるようです。

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