英語は日本語と比べて、より物事をはっきり表現する言語だと思われているかもしれませんが、実はそうでもありません。ただ単に英語を使って、主観的に、あいまいに表現する方法を私達が知らないだけです。
本ページでは、ありがちな表現の1つとして、品質や性能などが『ほとんど同等だ』とか『ほぼ同じだ』という英語表現について確認したいと思います。
『ほとんど』や『ほぼ』、『だいたい』などを意味する英語表現はいくつかありますが、ここでは pretty much を使ってみましょう。
文の構造を考えるとき、「形容詞」を使って言う方法と、「副詞」を使う方法の2パターンがあります。
- equal【形容詞】等しい
- equally【副詞】等しく
equal【形容詞】を使った例文
これは、SVCの第二文型です。日本人でも発想しやすい形です。
<例文1>
The report says that all products are pretty much equal when looking at levels of reliability.
訳)この報告書によると、全て製品は信頼性のレベルに関してはほとんど同等です。
※pretty much the same という言ってもいい
equally【副詞】を使った例文
SV+副詞の第二文型です。例文1よりも、こちらの方が英語らしい形と言えるでしょう。
<例文2>
As I mentioned before, all products performed pretty much equally when looking at levels of reliability.
訳)以前に軽くご説明したように、全て製品は信頼性のレベルを見るとほぼ同等でした。