「~するために、…する」と英語で言いたいとき、普通は to do (to不定詞)を使います。例えば、以下のような文です。
<例文1>
I work harder (than before) to make much more money.
訳)私は、ずっと多くのお金を稼ぐために(以前より)一生懸命働いています。
注意したいことは to do の主語は、この文の主語(例文1の場合は“I”)と同じである必要があるということです。例文1を例にとると、「一生懸命働く人」と「お金をたくさん稼ぐ人」は同じだから、この文は成り立っています。
では、例えば to不定詞の主語を、主節の主語とは違うものにしたいとき、どんな方法があるでしょうか?
このページでご紹介したいことは to make sure that… を使う方法です。
以下の例文のように、 to make sure that… を使うことで、to不定詞の形を利用しつつ、that節に別の主語を置くことが出来ます。
<例文2>
I work harder (than before) to make sure that this project will not be a mess.
訳)私は、このプロジェクトが、ひどいことにならないように一生懸命働いています。
このテクニックは、スピーキングのときに結構役に立つと思います。
(無理に to不定詞 を使わずとも、so that などを使って違う主語を持ってくることも可能です)