唾を飲み込んだり、あくびをしたり、かがんだりすると、頻繁に耳の奥でポンと音がするようになったのは、アメリカに住み始めて半年後のことでした。
ちょうど詰まっていた空気が抜けるような音です。
最初は、まー寝れば治るかな?くらいにしか考えてませんでしたが、一向に治る気配もなく、はや3ヶ月。そろそろ、うんざりしていました。
このページでは、私の経験をもとに耳ポンの原因と治す方法についてお伝えします。
耳からポコポコ音が鳴る原因
調べたことろ、どうやらこれは「鼓膜」が動く音のようです。
「ノドの奥」と「耳の空洞」は耳管を通して、つながっています。
鼓膜を挟んで、耳側とノド側の2つの空間があるわけですが、この空間の気圧差により、鼓膜が動くのです。
鼓膜が動いたときに、耳の置くでポンとかポコという音が発生していたんですね。
つばを飲み込んだり、あくびをしたりすると、微妙な気圧差が生まれます。
そのせいで、「鼓膜」が動いてしまうのです。
でも、なんで急に耳からポンポン音がするようになった?
これは私の仮説ですが、
「鼓膜」が変形して、動きやすくなってしまった
ということが原因だと思っています。
鼓膜の変形により、ちょっとした気圧差でも容易に鼓膜が動くようになってしまったのです。
じゃあ、どうして鼓膜が変形してしまったのかと言うと、それは「げっぷ」が原因ではないかと考えています。
耳からポンと音がし始めるちょっと前から、私は「げっぷ」が出やすい体質になっていたのです。
「げっぷ」が出るたびに、耳の中の何かがゲップの圧力に押され、「ガボッ」という感じで動くのを感じていました。
おそらく、これが「鼓膜」だったのではないかと考えています。
「げっぷ」が頻繁にに出るため、四六時中「鼓膜」が圧力を受けてしまい、変形してしまったというのが私の仮説です。
耳ポンを治す方法
私の仮説によると、「げっぷ」を出来いるだけしないようにすれば、耳ポンは解決するはずです。
なぜ「げっぷ」が出やすくなってしまったのか検討したところ、「食生活」が原因だろうという結論にいたりました。
当時は毎昼、会社のカフェテリアでピザを2切れで食べていました。
5ドルくらいで安かったため、ほぼ毎日それを食べてました。約3ヶ月くらいです。
結果的に、この食生活がとても悪かったのです。
脂肪の取り過ぎで、胃に負担がかかっていたようです。
毎日ピザの生活をやめて、お昼は和食のお弁当をとる生活に切り替えました。
そうすると、2、3日で「げっぷ」の量が減り、1週間後には耳ポンの頻度がかなり減りました。
2週間後には、耳ポンはまったく消えてなくなったのです。
アメリカに来てからの食生活の変化がトリガーになっていました。
さいごに
私に起こったことをまとめると、以下のとおりです。
脂肪分の取り過ぎ(食生活の変化)
↓
胃に負担
↓
ゲップ体質に
↓
ゲップの圧力が鼓膜を押す
↓
鼓膜が変形し、動きやすくなる
↓
ちょっとした気圧差でも鼓膜が動きポンと音がする
もし、耳の奥からのポンという音に悩まされている方は、食生活から見直してみてください。
参考になれば幸いです。