ど、どうする!?海外で飛行機が3時間遅延・・・乗り継ぎ便に間に合わなかったときの対処法

ついに、恐れいていたことが起こってしまいました。。。

 

海外で飛行機の遅延に遭遇。

 

最初は30分くらいの遅延かと思いきや、

 

あれよあれよと3時間の遅延。

『まだかまだか』と泣き喚く子ども達。

 

これじゃあ、乗り継ぎの便には確実に間に合わない・・・

 

さあ、こんなとき、どうする!?

この記事を読めば、こんな悲劇にどう対処すればいいか分かることでしょう。

 

悲劇の始まり

 

今回の私達のフライトは以下です。

 

  • ロチェスター空港 ⇒ オヘア空港(シカゴ)
  • オヘア空港 ⇒ 成田空港
  • 羽田空港 ⇒ 女満別空港

 

3本のフライト、延べ20時間の大移動です。

 

が、我が家のちびっ子は5歳と3歳。

この日ために、入念におもちゃ、絵本などの隠し玉をしこんでいました。

 

まずは最初の関門、ロチェスター⇒オヘアの移動です。

これは2時間半くらいなので、まあ、これくらいは余裕だろうと思っていた矢先、

 

しょっぱなの便から3時間も遅れてしまったのです。

 

次の便への乗り継ぎに使える時間は2時間。

 

確実に間に合いません。

 

おいおい、マジかよと・・・

 

雨と落雷のオヘア空港

 

さてさて、飛行機内で待機している時間も含めて、6時間ほどかかってオヘア空港につきました。

 

もうすでにゲッソリです・・

 

遅延の理由は、到着先のオヘア空港が雨と落雷に見舞われていたからのようでした。

 

ということは、乗り換えの便の離陸も遅れているかもしれないじゃないか!

 

淡い期待を抱きつつ、電光掲示板を凝視しました。

 

が、1時間半ほど前に、離陸したようです。

 

くっ、だめか・・・

 

後ろを見やると、すでに初戦で体力を使い切ったお嫁と子ども達の姿があった。

 

ワンポイント

遅延理由によっては、乗り換えのフライトも遅れている可能性がある。

 

希望を捨てずに、飛行機を降りたら、電光掲示板(Fright Information)を確認して、乗り換え予定だったフライトを確認してみよう!

 

走れば間に合うかもしれません!

 

ユナイテッド航空で振り替えの交渉

 

というわけで、オヘア空港にスタックしてしまった我々。

 

次にやるべきことは、「振り替え便の交渉」である。

目指すはユナイテッド航空のお客様相談カウンター。

 

さてさて、ユナイテッド航空のお客様相談窓口に着いたのはいいだけど、長蛇の列です。

そりゃそうだ、落雷のせいで乗り継ぎに失敗した人ばっかりなんだから。

 

とりあえず、列に並んで順番を待とう。

その間、子供とお嫁はマクドナルドで待機。

 

 

頭の中ではグラハム・ボネットの「孤独なナイトゲーム」が鳴り始めた。

 

時として、父は孤独なゲームを強いられるものなり・・・

 

なんて考えていたら、やっと順番が来た。

 

前のフライトが3時間遅れた旨。

日本に早く帰りたいので振り替えのアレンジをお願いしたい旨。

 

これらを担当のおじさんに説明。

すると、

 

『ナリダ行きじゃなくてハニーダでもいい?』

 

はいはい、ハニーダって『羽田』のことね。

 

もちろん、成田より羽田のほうがいいですよ!

 

もともとリムジンバスで成田から羽田まで行こうとしてたからね。

 

羽田着の便に振り替えてもらえれば願ったり叶ったりです。

 

『じゃあ翌日のANA便。ハニーダ行きに振り替えといたから』

 

ということで、翌日の便にはなってしまったものの、羽田行きの便に振り替え成功!

 

振り替え便のチケットを発行してもらいました。

 

よかったよかった。

 

で、今夜どうしようか?

 

というわけでシカゴに1泊確定。

 

どっか観光に行こうかとも思ったが、お嫁と子供の様子を見ると、今日はホテルでおとなしくしていた方が良さそうだ。

 

実はさっき、ユナイテッドの窓口で、振り替えチケットと共に、「宿泊割引券」をもらった。

 

ユナイテッド航空が提携しているホテルの割引クーポン券です

 

割引って言っても10%オフぽっちですけどね。

 

クーポン券に電話番号とウェブサイトのアドレスが書いてあります。

 

電話でもウェブからでもどっちからでも手続きできます。

 

私はウェブから手配して、念のためホテルにも電話しておきました。

 

さて、今日の宿泊先も決まりました。

 

アメリカではそこらじゅうにある Holiday Inn です。

 

宿泊費は100ドルのところ、クーポン使って90ドルくらいでした。安いですね、元値が。

 

<羽田⇒女満別> JAL便の振り替え交渉

 

ホテルに着いてホッとしたのもつかの間。

忘れちゃいけないのが、羽田⇒女満別便の振り替え交渉です。

 

今回みたいに天候が理由で、乗り継ぎ便に乗れなかった場合であっても、基本的には、無料の振り替えが補償されています。

 

ただし、補償が適用されるのは、一続きで航空券を手配したのみです。

 

今回の私のケースを例に考えてましょう。

 

  • フライト1: ロチェスター空港 ⇒ オヘア空港(シカゴ)
  • フライト2: オヘア空港 ⇒ 成田空港
  • フライト3: 羽田空港 ⇒ 女満別空港

 

フライト1から3まで、同じタイミングで購入していれば、乗り継ぎに失敗しても、無料で振り替えてくれます。

 

しかし、実は今回の私のケース、

 

フライト1と2は同じタイミングで購入しましたが、

フライト3は別。しかも他の旅行会社から購入しました。

 

よって、原則的にはフライト3は無料での振り替えは不可であります。

 

いやー、こんなルールは知らなかったんですよね・・・タハハ

 

まあでも、ダメ元でJALに電話してみましょう。

No pain, no gain ですからね。

 

時差があるので夜まで待って、JALに電話します。

 

JALの職員の方に、これまでの経過をかくかくしかじか説明。

 

最初は、まずはチケットを購入した旅行会社に連絡するよう促されましたが、土曜日なので無理ですと返答。

 

そんなら仕方ないという話になり、翌々日の便に振り替えてもらいました。

 

その代わり、ユナイテッド航空から『遅延証明書』を入手するように言われました。

 

これを、羽田空港のJAL窓口に持っていけば、振り替え便のチケットをもらえるということです。

 

本来であれば、振り替えの対象にはならないはずなので、良心的に対応してくれたJALの方には非常に感謝しています。

 

さてさて、遅延証明書か。

 

ネットから発行できるかなーなんて思い、ホテルのPCからユナイテッドのWebサイトを覗いたところ、

 

遅延証明書が欲しい場合、○○××までメールしてください。

後で郵送で送ります。

2~3週間かかります。

 

というわけで、間に合いそうにありません。

遅延証明書は明後日までに必要なんですから。

 

ところで、ロチェスターで飛行機の中で缶詰め状態のときに、こんなメールをもらっていたのを思い出しました。

 

Your flight to Chicago now departs at 10:58 a.m. Updated flight details are below:

 

United flight 3479

Departs: Rochester, Gate B6 at 10:58 a.m.

Arrives: Chicago at 12:20 p.m.

 

This information is subject to change. Stay up to date on the latest status of this flight with the United app or on united.com.

遅延証明がなくても、このメールを見せればだいじょうぶかも・・・

 

もう夜も遅いので寝ました。いろいろあったので疲れました。

 

振り替えのANA便で、いざ羽田空港へ

 

翌日は朝からダラダラたっぷり時間をかけて、再びオヘア空港へ。

 

列に並んで、ANA窓口で手続きを済ませ、搭乗口へ向かいます。

 

途中にちょうと昨日立ち寄ったユナイテッド航空のお客様サポート窓口があったので、ダメもと遅延証明書を今すぐ出してくれないか訊いて見ました。

 

すると以外のことに、「OK」と快諾。

Webにあった情報はいったい何だったんだろうという感じですが。

遅延証明はこんな紙です。

 

遅延証明書ゲット!

よしよし、これで準備万端だ!

 

いざ羽田へ。

 

さいごに

 

というわけで、私の初めての海外、乗り継ぎ失敗事件はこんなでした。

 

いろいろな方々に助けられて、なんとなりました。

 

羽田についてから、JALの窓口に行きましたが、事情を説明しただけで、特に遅延証明書の提示は求められませんでした。

 

遅延証明書がないと、単なる寝坊とか、わがままで、振り替えを希望するよくない人たちもいそうですからね。

 

遅延証明書を求めるのは当然かと思います。

 

万が一の海外での遅延に備えて、本記事が皆様のご参考になれば幸いです。

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