機械などが「故障しやすい」という文脈の prissy

prissy は形容詞で、「口うるさい」とか「神経質」という意味で使われるのが一般的です。

 

prissy【形容詞】

  • 口うるさい
  • 堅苦しい
  • 神経質である

 

<例文1>

I heard (that) his mother-in-law is prissy.

訳)彼の義理の母は口やかましいタイプだと聞きました。

 

prissy を使うときは、典型的には例文1のように人物を主語にすることが多いのですが、“機械”などを主語にする場合は、「故障しやすい」という意味になります。

<例文2>

My German car is so prissy. What should I do?

訳)私のドイツ車はとても故障しやすいですが、どうしたらよいでしょうか?

アメリカに住んでいた頃、友人がよく例文2のようなことを言っていました。

 

彼は当時、フォルクスワーゲンのパサートに乗っていたように記憶しています。

 

故障に悩まされて1ヵ月後、彼はスバルのフォレスターに乗り換えていました。

 

例文2のような prissy の応用は、ちょっと考えてみればすぐに納得できることだと思います。

 

「口うるさい」を機械に適用して考えてみれば、あそこが壊れた、ここが壊れたと、自己主張の多い機械ということを意味します。

 

「神経質」な機械とは、ちょっとストレスを与えただけで、機嫌が悪くなってしまう(つまり、故障してしまう)ということですよね。

 

日本語でも、「壊れやすい」という意味で「私の車は神経質だ」と言う日本人はいそうな気がします。

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