パートナー企業との共同開発などでは、ハードやソフトを相手に送ったり、逆に送ってもらったりして、いろいろな確認や設計行為などをおこないます。
そこで、よくあるのが「~するやり方がわからないので教えて」というやりとりです。
かなり堅い感じで言いたければ “I would appreciate it if ~” を使う手があります。仮定法を使った表現です。
<例文1>
I would appreciate it if somebody at your company can help us on how to get the DLL.
御社のどなたかに例のDLLを入手する方法について教えていただけますと幸いです。
ある程度、気心の知れた仲であれば “Please ~” でもよいです。ただし、“Please” を付けようが命令形には違いないです。日本人の英文の “Please” 連発はとりあえずのやっつけ感が出てしまっている感じがします。
<例文2>
Please help me on how to get the DLL.
例のDLLを入手する方法について教えてください。
例文1と例文2の中間くらいの丁寧さで言いたければ “Could you ~” もしくは “Would you ~” が使えます。あまり深く考えずに機械的に “Please” を付けるくらいなら、機械的に “Could you ~” や “Would you ~” を使うほうがいいでしょう。
<例文3>
Could you help me on how to get the DLL.
例のDLLを入手する方法について教えてください。
“Could you ~” と “Would you ~” のどちらを使うべきかは、どちらでもいいと思います。
“Could you ~” は「~できますか?」とか「~する余裕ありますか?」というふうに相手の能力とか時間的・精神的余裕などを訪ねている感じです。
“Would you ~” は「~してくれるつもりはありますか?」という感じで相手の意思に重点が置かれています。