『~であると報告された』と言いたい時は、「受動態」と「形式主語のit」が使えます。
まずは、以下の例文を見てみてください。
<例文1>
It was reported to us that there was no power for the temperature monitor in this chamber. I have called in the work order to have the electricians look into this.
訳)この実験室の温度モニターは電源が入らないことが報告された。本件について調査を電気技師にお願いするための作業依頼を頼んだところだ。
※work in: 専門家の支援を求める
It was reported that~ で『~であると報告された』という意味になりますね。
例文1はいわゆる形式主語構文というやつです。
- 文頭の it が「形式主語」
- that以下が「真主語」と云われます。
本来、この文は、
That there was no power for the monitor in this chamber was reported to us.
となるべきなのですが、主語が長過ぎて格好悪いので、it を形式主語にして文頭に持ってくる形がとられます。
突拍子も無く、急に出てくる it は「もしかして形式主語かな?」というスタンスで理解するとよいでしょう。