「推測」を表す may / might と、「未来」をを意味する will をくっつけて使いたくなる気持ち、よくわかります。
ただ、この言い方は間違いです。
じゃあ、どうすればいいのかと言うと、
ただ単に、may か might を使ってください。will は要りません。
<例文1>
One of them says this will might/may be an issue which would prevent their good sales which they have been achieving so far.
訳)彼らのうちの一人は、これが好調なセールスを妨げる問題になるかもしれないだろうと言っている。
will が不要な理由は、may や might には既に「未来」の意味が含まれているからです。だから、あえて will をはさむ必然性がありません。
- may と might は「未来の可能性」=future possibility を意味しています。
- 一方、will は「ある程度の確実性を伴う未来」=definitive future を意味します。
なので、両者の概念は「未来への確実性」という観点から矛盾しており、ぶつかりますので、共存できません。
以上を踏まえて、例文1の might/may を will で書き換えてみましょう。
<例文2>
One of them says this will be an issue which would prevent their good sales which they have been achieving so far.
訳)彼らのうちの一人は、これが好調なセールスを妨げる問題になるだろうと言っている。
例文1と2の訳を見比べてみてください。例文2のほうがアグレッシブな表現になっていることに気付くはずです。
- might will とか may will は正しい英語ではありません。
- will を使うか、might (may) を使うか、どちらかにしましょう。未来に対してどれだけ確信しているかによって使い分けてみてください。