known good は2語が組み合わさって1つの形容詞を意味していると考えればよいでしょう。
a known good part とは「良品の部品」すなわち、予め検査などがおこなわれ、良品であることが保証されている部品を意味します。
おそらく known good という言い方は主に電気電子部品に使われることが多いと思われます。
known good 「良品の」
<例文1>
I guess that we can try pulling a known good part from another system before looking into ordering it.
我々はそれを購入しようとする前に、不良品ではないことが分かっているパーツを他のシステムから抜き取ってみることができるのではないかと思います。
known と言えば know の過去分詞という形態が一般的ですが、known good における known は形容詞で、意味は「一般的に知られている、認識されている」です。
形容詞の中には、元々は動詞(分詞)だったけれど、あまりに形容詞的に使われる頻度が多かったため、形容詞化してしまったものがあります。このような形容詞を分詞形容詞と言います。
<例文2>
I would be willing to have him pull a known good board and bring it over to you.
彼に良品の基板を抜き取らせてあなたのところに届けさせてもよいですが。
※have + 人 + 動詞の原形: 人に~させる(使役動詞のhave)