「問題が起こっている」という日本語から少し発想を変えて、「問題を目にしている」と考えてみましょう。
<例文1>
We see similar issues in another measurement curve.
訳)他の測定値のカーブでも同じような問題が起こっています。
<例文2>
Have you seen similar issues in the domestic market?
訳)国内市場でも同様の問題が起こっているでしょうか?
「同じような問題」を英語で言うときは、冠詞に気を付ける必要があります。
言及したい問題が1つしかない場合、
- a similar issue
- a similar problem
などと言うのが一般的で、不定冠詞の a を similar の前に置きます。こうすることにより、「同じような問題のうちの1つ」という含みが出ます。
「同じような問題です」と言っている時点で、他にも様々な同じような問題がありえるわけですから、one and only を意味する定冠詞 the を使う事はありません。
the similar issue という言い方は通常あり得ません。
一方、問題が複数ある場合は、当然に名詞を複数形にする必要があります。
このような場合、冠詞を外します。つまり、
- similar issues
- similar problems
となります。
以上「同じような問題」についてまとめると、
- 「問題が1つ」のとき、不定冠詞 a を使う。例)a similar issue
- 「問題が複数ある」とき、無冠詞にする。例)similar issues