誰かに「データを見せる」という言いたいときは present を使うことが出来ます。
まず present の品詞と意味について確認してみましょう。
present には以下のとおり3つの品詞形態があります。
present
- 【他動詞】~を贈る、提出する、提示する、描写する、紹介する
- 【形容詞】現在の、姿を見せている
- 【名詞】現在
present の動詞の意味を一言で言うとすれば「何もないところに、ある物事を出現させる」ということになるかと思います。
なかなか応用範囲が広い表現と言えるでしょう
他動詞の用法で present A to B(人) という言い方があります。
この意味は「AをB(人)に見せる」となりますが、これを present の根源的な意味風に言い換えると「AをB(人)の目の前に出現させる(つまり見せる)」ということになります。
データを~に見せる: present the data to ~
<例文1>
I presented this data to the program members as an alternative way to specify it.
私はそれを明確に指定する代用手段としてそのデータをプログラムメンバーに見せた。
ちなみに present の対義語は absent です。absent の根源的な意味は「ここではない別のところに存在している」です。
対義語というものは品詞などの活用も含めて常にきれいに反対の意味を表すわけではありません。
present と absent の場合は形容詞の意味において、反対の意味を表していると言えます。
absent
- 【他動詞】absent oneself で「欠席する、休む」
- 【形容詞】不在である
- 【前置詞】~なしで≒ without
以下の absent は形容詞です。
<例文2>
She was absent yesterday.
彼女は昨日姿を見せなかった。