share with と provide with を上手に使い分けよう。目的語に関係代名詞節を挿入したいときの英作文テクニック

手前味噌で恐縮なのですが、個人的にこのテクニックはけっこう優れものだと思っています。

 

まず、share withprovide with の用法を確認してみましょう。

 

share A with B : AをBと共有する(AをBに与える)

provide A with B:AにBを提供する(BをAに与える)

 

A と Bはどちらも目的語ですね。

厳密に言うと、Aは動詞の目的語で、Bは前置詞の目的語です。

 

share A with Bprovide A with B は形が同じですが、目的語の意味が逆転していることにお気付きでしょうか?

 

share A with B は 『AをBに与える』ですが、一方、
provide A with B は『BをAに与える

 

なので、AとBの意味上の関係が逆転しているのです。

 

は?だから何?と思われるかもしれませんが、関係代名詞節を挿入したいとき、この違いがとても役に立つのです。

 

例えば、こういう文です。
とりあえず share with を使った文を検討してみたいと思います。

 

<例文1>

We are going to share the information with them.

訳)私達は彼らとその情報をシェアするつもりでいます。

 

ここで、the information を関係代名詞を使って肉付けしたいとき、どうしますか?

 

例えば、the information which is related to marketing videos としたいとき、普通に考えると、

 

We are going to share the information which is related to marketing videos with them.

 

となりますね。

 

でも、これをやってしまうと、share A with B の構造がよく分からなくなります。まるで with them が関係代名詞節の中にいるような感じがして気持ちが悪いのです。

 

どうしてこんなことが起こるのかいうと、AがBより先にあるからです。だから、A⇒Bの順番ではなく、B⇒Aとすればよいのです。

 

ここで、思い出していただきたいのが provide with です。これを使って次のように書き換えてみましょう。

 

<例文2>

We are going to provide them with the information which is related to marketing videos.

訳)私達はマーケティング動画に関連する情報を彼らに提供するつもりでいます。

 

例文2のように、すっきりとした文となります。

 

provide with を使うことで、Bの後に関係代名詞節を持ってくることが可能となるのです。私にとっては、このカラクリは非常に有用です。

 

とまあ、つらつらとここまで記事を書いて来ましたが、これってかなーり細かい話です。

 

どれくらいこの記事を読んでいただける方がいらっしゃるのか疑問に思いますが、もし参考になるようでしたら幸いです。



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