“due” と言えば、技術系の人にとっては
“due to ~” =「~のせいで」
が馴染み深いと思います。
「原因、そして結果」という流れで話をしたいとき、“due to ~” はなかなか便利な表現です。
では “due by ~” はどんな意味になるでしょうか?
<例文1>
You had the action item due by December 10.
訳)期限が12月10日までの例のアクションアイテムがありましたよ。
<例文2>
I will give you an action item due by the end of this month.
訳)今月末納期であなたにアクションアイテムを与えます。
まず “due” はの意味について考えてみましょうか。
“due” はちょっとつかみにくいですが「当然やることになっている…」という意味の形容詞です。
上の例文の “by” は【期限のby】というやつで「~までに」という意味です。
よって、“due by ~” で「~までに当然やることになっている」という意味になるのです。
上の例文では “due” は限定用法の形容詞として用いられており、限定用法の形容詞は前から名詞を修飾してもよいし、後ろから名詞を修飾してもよいので、上の例文のケースだと、後ろから “action item” を修飾しています。
蛇足情報:ちなみに “action item” はなんだか和製英語のような感じがしますが、標準的な英語です。“action item” は【名詞+名詞】の形で、いわゆる名詞の形容詞的用法というやつです。名詞が形容詞的役割を果たしています。