Cold Call はマーケティング用語で『セールス・勧誘の電話』を意味します。
Cold Call は大半の場合『迷惑電話』と受け取られることがほとんどでしょう。
<例文1>
When I just established my business, I did a cold call to find the first customer.
訳)事業を立ち上げたばかりの頃、私は最初のお客様を見つけるためにコールド・コールをしました。
たぶんアメリカ人の大人だったら、たいていの人は Cold Call の意味を知っていると思います。マーケ用語ではありますがなかなか広く知れ渡っています。
もし皆さんにセールスの電話がかかって来るということは、すなわち皆さんの電話番号が業者のリストに載っていることを意味していてます。
Cold (冷たい)が意味することは、『冷たいリスト』に営業するというところから来ています。『冷たいリスト』とは、すわなち『購買意欲がそれほど強くない潜在顧客のリスト』を表しています。『反応率が低いリスト』とも言えます。
業者は『電話番号』は分かっていても『名前』は知らずにかけてくる場合も多いです。
私がアメリカに住んでいた頃は、頻繁に Cold Call がかかってきましたが、驚くべきことに、ほとんどの Cold Call が自動音声のセールスでした。
受話器をとって、私が『Hello』と言うと、自動音声のセールストークが始まるのです。何も発声せずに沈黙していると、自動的に電話が切れるようなシステムになっていました。
こんなセールスのやり方が本当に効果があるとは思えないのですが、これだけ普及している状況をみると一定の成果があると想像するのが自然でしょうね。
今後、日本においても、こういうスタイルの Cold Call が増えてくるかもしれません。