『~のせいで』や『~のために』という文脈で英作文したい場合、大体思いつくのは due to とか because of あたりですよね。
でも同じような用法として前置詞の with も使えることをご存知でしたか?
本ページでは、『~のせいで』とか『~ために』という意味で使われている with の例文をいくつかご紹介します。
英語例文(1) ~のせいで…した/~のせいで…だ
with は前置詞ですから、後ろに置けるのは『名詞』だけです。
以下の例文を参考にしてみてください。
<例文1>
I am sorry. It has been a slow start with the customer’s escalations.
訳)申し訳ありません。お客様対応のせいで、遅いスタートとなってしまいました。
customer’s escalations が with の目的語(名詞)です。
英語例文(2) ~のせいで できない
with を使って、「できない理由」を説明してみましょう。
<例文2>
I was not able to make it on Friday with the move.
訳)引越しのせいで金曜日までに間に合わせることができませんでした。
英語例文(3) ~のせいで ない
<例文3>
I did not have any spare time to contact you with busyness.
訳)忙しさのせいで、あなたに連絡する余裕がありませんでした。
busyness と言ったら『忙しさ』を意味します。
business は『仕事』ですね。
英語例文(4) ~の不足のせいで
with a lack of ~ を使ってみましょう。
<例文4>
It looks like we are stuck with a lack of communication in our relationship.
訳)どうやらお互いのコミュニケーション不測のせいで、我々は行き詰っているようだ。
おわりに
『~のせいで』や『~のために』というように、原因とか理由を意味する前置詞として、with を使った例文をご紹介しました。
due to や because of などの代わりに、with もぜひ使ってみてください。