酒井式Simple English Magic81 は、2007年1月の初版以来の大ロングセラー商品です。
販売期間の長さからも分かるとおり、今さらこの教材の良さを強調するまでもないでしょう。
ただ、取り組み方を間違うと確実に成果が出ないので、ほんの一言二言書いておきたくなりました。
酒井式シンプルイングリッシュをやっても確実に成果が出ない人とは、ずばり
声に出して例文を読まない人
です。
小さいな声じゃダメです。
できるだけ大きな声で、なんなら叫ぶような感じで音読してください。
電車の中でやると変人扱いされます。
歩きながらは、ぼそぼそ言うくらいしかできません。
家で自室にこもってならじっくりやれるかもしれません。
私の場合は、車の中で思い切りやってました。
会社の駐車場でも、自宅の駐車スペースでもいいです。
誰にも邪魔されず、自分の声が良く聞こえる場所がいいでしょう。
まず、英文を発音して、「あまり意味が頭に入ってこないな」と思ったら、日本語訳を声に出します。
その後、また英文を大きな声で発音します。
頭の中に意味を入れた状態で音読を続けます。
これを続ければ、徐々に潜在意識に刷り込まれていくでしょう。
英会話は、数学、国語、理科、社会と同列で語れるものじゃありません。
英語は体育や部活のようなものなのです。
いくら教科書でスポーツのルールや筋肉の動きなどを学んでも、実際にみずから身体を動かして練習しない限りできるようにはならないのと同じです。
学校教育のように、座学で沈思黙考。リーディングとライティングと単語暗記にはげんでいても、いっこうに英会話ができるようにはならないでしょう。
- ひたすら声に出す。
- できるだけ大きな声で発音する。
- あれこれ考えずに、とにかく練習する。
こういうことが重要なのです。
声を出してやるのは面倒だし、気恥ずかしさがあるのは分かります。
特に理系の気質の人にはハードルが高いのも理解しています。
でも高校受験や大学受験でやってきたような「声を使わない学習法」では決して結果は出ません。
酒井式Simple English Magic81にある例文を100回ずつ書き取りをしても、声を出して練習しないことには何も始まりません。
今回は、酒井式シンプルイングリッシュをやっても確実に成果が出ない人とは、ずばり
声に出して例文を読まない人
というお話をしました。
以上、ご参考になれば幸いです。