『~するにはちょっと時間が必要です』とやんわりと主張する表現を確認します。
would need some time to do: ~するにはちょっと時間が必要だと思う
<例文1>
I would need some time to get the air compressor up and running in the new laboratory.
新しい実験室でそのコンプレッサーを立ち上げて動作させるにはちょっと時間が必要だと思います。
日本語では何かと「ちょっと」という言葉を使いたくなってしまうものですが、上記例文においては、この「ちょっと」が “some” に相当しています。
上記例文の “some” は “time” を修飾していますから、これは形容詞です。
多くの日本人は “some” を「いくつかの」という意味で覚えているので、可算名詞にしか使えないようなイメージを持っているかもしれませんが、実は可算名詞と不可算名詞どちらでもいけます。
上記例文の “time” は不可算名詞です。
ついでに “some” の特徴について、復習しておきましょう。
- まず “some” は、可算名詞と不可算名詞どちらも修飾することが可能
- 可算名詞を修飾する場合「いくつかの…」という意味になるが
- 不可算名詞を修飾する場合「いくらかの…」という意味になる
- さらに、不定冠詞(a/an)と似たような意味: 「ある…」「一部の…」もある
<some + 可算名詞 の例文>
Could you get me some sheets of paper?
何枚か紙を持ってきていただけますか?
<some + 不可算名詞 の例文>
Can you lend me some money?
ちょっとお金貸してくれる?
<一部の… を意味する例文>
Some people might say that.
そんな風に言う人たちもいるだろうね。