“on the same page” は共通の事柄について理解、あるいは共通の観点を持っているということを意味します。
on the same page (with ~)
- 同じような観点で物事を捉えている(考えている)
- 物事に対して同じような見解を持っている
- 物事に対して同じ程度の知識レベルを持っている
よくあるのは以下の例文のように、“we” を主語にして、お互いの理解を確認する文脈です。
<例文1>
I just wanted to double-check that we are on the same page.
訳)単に私たちが同じ認識を持っていることを確認したかったのです。
<例文2>
Now I guess that we are all on the same page with the plan.
訳)今、皆さんはこの計画について同じようなレベルでご理解されていることと思います。
<例文3>
Before we go, I would like to make sure that we are on the same page with the conclusion.
訳)先に進む前に、皆さんがこの結論についてご納得されていることを確認したいと思います。
会議などで、誰かに何か質問したとしましょう。
それで、その相手が、あなたの質問した内容の真の意図を汲み取れずに、ちょっとずれた回答をしたとき、以下のように言うが出来ます。
<例文4>
John, I’m sorry to interrupt, but I’m not the on the same page. I mean …
訳)ジョン、さえぎってしまい申し訳ないのですが、私は別の観点を持っています。私が言いたいことは…
まとめると、例文1は共通の事柄を理解、納得しているという文脈で、例文2は共通の議題について話している(話していない)という文脈となります。
“on the same page” は我々日本人の感覚からすると、ちょっと気取り過ぎた表現に思えてしまうかもしれませんが、ネイティブは口語でもメールでも、好んで使います。