最近アメリカ人にこんなことを訊かれた。
『日本語って何個くらい文字があるの?』
うーん、ひらがなは48文字ですよね。
カタカナも同じくらいかな?
でも漢字は…???果てしない数となりそうだ。。
その点、英語はたったの26文字。
英語は恐ろしくシンプルな言語である。
日本字にとっては難易度の高い英語だが、
アメリカ人の目にとって、ほぼ無限の文字の種類がある日本語は、複雑怪奇に移るようである。
私もアメリカ人に聞きたいことがある。
『一体何個、英語のイディオムを覚えればいいのか?』と。
というわけで、すっかり前置きが長くなってしまった。
今回は覚えたいイディオムは the toast of ~である。
・(人が)~のあいだで有名である
・(人が)~あいだに人気がある
・(人が)~のあいだで尊敬されている
・(人が)~のあいだで羨望の的になっている
このように the toast of は基本的には「人」に大して使われる。
よくあるのが、 the toast of the town という言い方である。
<例文1>
A picture-perfect family moved into a suburban neighborhood and they immediately became the toast of the town.
訳)絵に描いたような完璧なある家族が郊外近辺に引っ越してきて、彼らはあっという間に町中の人気者になった。
the toast of ~ の toast は実は、こんがり焼いた美味しいパンの「トースト」ではない。
同音意義の toast があって、それは「乾杯」を意味する。
実は the toast と言うと「乾杯される人」という意味になる。
the toast of the town と言ったら、「町の人々から乾杯されるような人」という意味になります。
だから、町中の人気者とか、町の皆から尊敬される人っていう意味になるんだね。
これで、今日も1つイディオムを覚えました。おめでとう!