英語の学習をやっていく中で「I think I will do it」と「I think I am going to do it」の2つの表現に、ニュアンスの違いがあるのどうなのか疑問に思ったことはないでしょうか?
結論から言うと、実はこの2つの表現にニュアンス的な違いはほとんどありません。なので、どちらを使っても構いません。
<例文1>
人物A: Do you have any plan for weekend?
人物B: I think that I will go (am going) to the beach.
訳)
人物A: 週末何か予定ありますか?
人物B: ビーチに行こうと思っています。
冒頭で申し上げたとおり、「I think I will do it」と「I think I am going to do it」には、ほとんど違いはないのですが、「I think」を付けない場合に関しては、明確に区別されます。
「I will do it」と言ったら、発話したタイミングでそれを決めたことになります。
一方、「I am going to do it」と言う場合は、発話するもっと以前から、そうすることを決めていたことになるのです。
よって、例えば、お母さんが自分の子供に、
Did you finish your homework?
訳)宿題やったの?
と尋ねたとして、もし、子どもが、
I will do it.
と言ったら、「そうだった!やらなきゃ」という感じになりますし、一方、
I am going to do it.
と言ったとしたら、言い方によっては「そんなこと分かっているよ。やろうと思っているのに…うるさいな」というニュアンスが出る場合があります。
日本の学校ではなぜか、この違いをちゃんと教えずに、機械的に will は be going to で置き換え可能であると教えていることが多いのでしょう。
その結果、未来のことを表現するときは、全部 will do を使ってしまう日本人が多いように感じます。