スケジュール調整というのは、面倒くさく、あまり実りの無い活動に思えるが、これこそがサラリーマン的なプロジェクト・マネジメントの真骨頂である。たぶん。。。
関連する人間が多いと、関係各位とのスケジュールのすりあわせが大変厄介なので途中で投げ出したくなるが、やらないわけにはいかない。
今回は、外国人とスケジュール調整していく中でよく使われる表現として、以下をとりあげてみたい。
- スケジュールを前倒しにする: move the schedule forward
- スケジュールを後ろにずらす: push the schedule back
さて、このイディオムに「どれくらいスケジュールがずれるのか?」を加えていこう。
「程度」を表す前置詞 by を使うと、こうなるわけだ。
- スケジュールを3週間前倒しにする: move the schedule forward by 3 weeks
- スケジュールを3週間後ろにずらす: push the schedule back by 3 weeks
スケジュール調整あるある系の文脈として、以下の例文を作ってみたので、参考にしてみてください。
<例文1>
We need to move the schedule forward by 3 weeks to improve the launch date.
訳)我々は販売開始の日を早めるため、3週間だけスケジュールを前倒しにする必要がある。
<例文2>
They proposed pushing the schedule back by 3 weeks due to resource constraints.
訳)彼らは工数不足を理由に3週間スケジュールを後ろにずらす提案をした。
と、ここまで書いてきて、他にも以下のような言い方を思い付きました。こんな言い方でも良いと思います。。
<例文3>
Could software countermeasure be available 3 weeks earlier than September 1st?
訳)対策ソフトウェアは9月1日より3週間前倒しすることは可能でしょうか?