but を知らない人はいないでしょう。でも yet が but と同じように使われることはご存知でしょうか?
例えば以下のように yet を使います。
<例文1>
I didn’t get a lot of sleep last night, (and) yet I have a lot of energy this morning.
訳)昨夜はそんなにたくさん眠らなかったけど、今朝はすごく元気がある。
and yet の and はあってもなくても意味は変わらないのですが、ただ単に yet と言うよりも、and yet の方が口調が良い感じがするので、個人的には and を付けて言うようにしています。
yet や but 、あとは however とかも同じ仲間ですが、これらは要するに「対照的な考え方」を導入するのに使われます。
例えば以下のように、but や and yet の後には、意外な事が述べられることが多いです。
<例文2>
My computer crashed, and yet my file was saved.
訳)私のパソコンはクラッシュしたが、ファイルは無事でした。
<例文3>
The neckless was very beauty, but I could not afford it.
訳)そのネックレスはとても美しかったのですが、それを買うお金はありませんでした。
yet と but の違いという意味では、一般的には yet を使った方が、より意外性が強調されるようですね。
私自身は正直言って yet を本質的には理解できている気がしないので、こういった細かいニュアンスは分かりません。
yet を辞書で引くと、それはもうたくさんの意味が出てくるのですが、これらの意味を一個一個真剣に覚えているとあっという間に一生が終わってしまいそうなのでほったらかしにしています。
私はもっぱら会話の中で but を使いすぎてるかなあと思うときに、and yet を使うようにしています。