ソフトウェアについて話すような文脈において、『~に対応している』は “support ~” で表現することが出来ます。『~をサポートしている』は、もはや日本語になっていますね。
<例文1>
Could you please confirm if the controller supports this capability
訳)そのコントローラはこの機能をサポートしているか確認していただけますか?
機能が『対応している』ということは、既にソフトウェア上、デバイス上にその機能が『存在している』ということですから、“exist” を使って表現することもできます。
<例文2>
I believe that this capability does not exist in the latest version.
訳)最新バージョンはその機能が未対応だと思います。
ちなみに、“believe” という動詞は、『信じる』という日本語の重たい語感から、日本人にとっては使うのに気が引ける感じがあると思います。しかし実は、“believe” は『信じる』というか『思う』という感覚で、わりと気軽に使える動詞です。ある程度の客観性が求められる文書などで、“believe” は適切ではない場合がありますが、メール等だったら “believe” を使ってもかまわないでしょう。“believe” は “think” よりは重い感じがありますので、より弱く主張したいなら“I think that~” や “I tend to think that~” といった表現があります。