日本語では、名詞を名詞をつなげたいとき機械的に『の』を使えばいいのですが、英語でそれを言おうとしたときは、もっと立体的に捉えて表現する必要があります。
例えば、
『明日のミーティングのトピックス』
のように、日本語であれば全てに『の』を使えばよいでしょう。
しかし、英語で『明日のミーティングのトピックス』を表現しようとすると、例えば
Topics for tomorrow’s meeting
というように表現する必要があります。この難しさは、多くの日本人英語学習者にとって強く意識されているポイントの1つではないかと思います。日本語の「の」ほどオールマイティーな表現は英語には存在しません。
『~の理由』を英語化しようとするときも、このポイントを意識せざるを得ません。
Reason of ~でも通じなくはないですが、この言い方はあまりしません。より自然な言い方は、
- Reason for + 名詞
- Reason behind + 名詞
- Reason (that) + S + V…
- Reason (why) + S + V…
などの表現です。この中でも reason for ~ が一番基本となる形です。
<例文1>
He was trying to tell us the reason for being late.
訳)彼は遅刻の理由について我々に説明しようとしていました。
以下は reason behind ~の例文です。日本語でも「その背後にある理由」という言い方がありますので、同じような感覚で使えます。
<例文2>
My manager, John MacBeth, can explain the reason behind adding of the product to our centerline offerings.
訳)私の上司のジョン・マクベスが本製品を我々のラインナップの中心に据えることの理由について説明します。