仮定の話だからと言って、必ず仮定法を使うわけではありません。十分ありえそうな仮定の話をするときは、「直説法」といって普通の時制が使われます。
If S + V ~, there will be an issue 『もしSがVしたら、問題となるだろう』
<例文1>
If you put too much or too little oil onto the surface, there will be an issue in parts life.
訳)もしその表面に塗るオイルが多過ぎても少な過ぎても、部品の寿命問題につながるだろう。
if節(条件節)の中は、未来のことを話題にしているのですが、例文1のように現在形を使うことができます。もちろん、will を使っても問題ありません(If you will put too much or too little oil onto the surface, と言っても構わない)。if節の中の時制は基本的には何でもござれです。
一方で、例文1では主節で will を使いましたが、これは単なる現在形で文を作ってしまっても実は問題ありません。(there is an issue in parts life と言っても構わない)ただし例文1の場合、文脈上「将来的に~したら、問題がでちゃうよ」ということなので、問題が出てしまうのは明らかに未来の話ですから、こういうときは will を使う方が普通です。
ところで仮定法を使う場面というのは、実際に起こり得そうも無いこと、話し手の空想の世界なので、技術的な文脈では使う場面はあまりないでしょう。
仮定法というのは、例えば以下のようにありえない状況を空想するものです。
<例文2>
I wish if I was you.
訳)私はあなたとして生まれて来たかった。