まずは confirm (裏付けをとる)を使って、文を作ってみましょう。
以下の例文を見てみてください。
confirm if~: ~かどうか確認する(裏付けをとる)
<例文1>
Could you confirm if (whether) the options will all be shipped together on one pallet or will more than one pallet be needed?
訳)オプション部品は1つのパレットに載せられて出荷されるのか、複数のパレットが必要か確認していただけますか?
『~かどうか』と表現したいとき、たぶん whether を使いたくなる人が多いんじゃないかなと思いますが、ネイティブは大体 if を使います。ただし、全てのケースで if と whether どっちでもいけるわけではありません。
例文1の場合は、if節は confirm の目的語になっています。このように、目的語として使われるときは if でも whether でもどっちでも良いことになっています。
例えば、以下の例文2のように、主語として 『~かどうか』 が使われるときは、whether しか使えません。
<例文2>
Whether the options will all be shipped together on one pallet is still unknown.
訳)そのオプションがまとめて出荷されるかどうかはまだ誰も知りません。
※この場合、whether の代わりに if は使えないことになっている
「〜を確認する」は confirm の代わりに check とか make sure などもありますが、注意したいポイントがあります。
まず check は何も考えずふつうに、if と組み合わせて
check if ~: ~かどうか確認する
と表現することが可能です。
一方で、make sure は if の代わりに that を使うのが標準です。あと、例文1のように or を使うこともできません。
make sure that ~: ~であることを確認する,~であることを確実にする
なぜかと言うと、make sure は『確認する』という意味に留まらず、本質的には『必ず実行する』を意味しているからです。make sure と if というのはヘンなのです。例えば
Could you make sure that the options will all be shipped together?
と言ったら、『そのオプション部品がまとめて出荷されることを確認してください』という意味にとれますが、同時に『確実にそのオプションが部品がまとめて出荷されるようにしてください』という解釈もあり得ます。
どっちの意味になるかは、そのように言われた人が、どれくらい『部品をまとめて出荷すること』に積極的に関与できるかによって変わってきます。