つい先日、新聞の見出しに以下のような表現を見ました。
<例文1>
If you are beach-bound, plan ahead.
訳)もしビーチに行く予定でいるなら、前もって計画を。
beach-bound のように、「名詞(場所)-bound」 の形が意味するのは、「その場所に行くつもりである」ということになります。
ハイフンで繋いだこの固まりで形容詞と考えることができます。
例えば、例文1は以下のように書き換えることが可能です。
- If you are going to beach, plan ahead.
- If you are heading over beach, plan ahead.
- If you are traveling to beech, plan ahead.
「場所-bound」は、他にも以下のような用例があります。
場所を表す名詞なら、たいてい何でも -bound を付けることができます。
このような表現は、ちょっとスラング的というか、どちらかと言うとカジュアルな表現になるでしょう。
- home-bound 「帰宅するつもりでいる」
- work-bound 「出社するつもりでいる」
- office-bound 「オフィスに行くつもりでいる」
- circus-bound 「サーカスを見に行くつもりでいる」
形容詞としての bound のより標準的な用法は、以下のように for + 場所(行き先) を伴って用いられます。
<例文2>
This airplane was supposed to be bound for San Francisco International Airport.
訳)この飛行機はサンフランシスコ国際空港行きのはずだった。