著作権・商標権・特許権 を保護する英語表現

ビジネス系の文書では、前提としてその文書に関わる権利について明示しておくことが望ましいです。

 

また技術系の内容を含むのであれば、知的財産が絡むケースも多いです。

 

表紙の次のページくらいに、文書全体を保護するための文面を入れます。

 

保護すべき権利は、以下の3つです。

 

  • 著作権
  • 商標権
  • 特許権

 

 

 

『著作権』を保護する表現

お馴染みですが、これが決まり文句です。

Copyright(c) (初版年)-(更新年) (自社の名前). All rights reserved.

 

例) Copyright(c) 1997-2015 ABC. All rights reserved.

 

【ヒント】

  • copyright: 著作権
  • Reserveは、「予約する」という意味で良く使われますが、対象が権利である場合、「保有する」という意味で用いられます。
  • All rights reserved: 全ての権利は保有されており、「転載禁止」というようなニュアンスです。

 

 

 

 

『商標権』を保護する表現

文中の「特定の名詞」や「ロゴマーク」が商標であることを記述します。

(名詞1), (名詞2) and the (自社の名前) logotype are trademarks owned by (自社の名前).
(名詞1)、(名詞2) および (自社) のロゴマークは (自社) の商標です。

 

 

 

 

 

『特許権』を保護する表現

この文書の関連する製品が何らかの特許により保護されている説明をします。

This product or its use is covered by one or more patents owned by (自社), including but not limited to: (特許公開番号1), (特許公開番号2) and (特許公開番号3).
この製品やその使用は、(自社)の1つ以上の特許によって保護されており、(特許公開番号1)、 (特許公開番号2) および (特許公開番号3) を含むが、これに限定されるものではない。

 

 

 

 

最後に複製禁止を念押しして締めます

No part of this documentation may be reproduced without the written permission of (自社).
この文書のいかなる部分も、(自社)の許可書なしに複製することはできません。

 

【ヒント】

  • written permission: 許可書
  • may not: 禁止する

 

 

 

 

続けて書くとこうなります。 (  )を埋めれば完成です。

Copyright(c) (初版年)-(更新年) (自社の名前). All rights reserved. (名詞1), (名詞2) and the (自社の名前) logotype are trademarks owned by (自社の名前). This product or its use is covered by one or more patents owned by (自社), including but not limited to: (特許公開番号1), (特許公開番号2) and (特許公開番号3). No part of this documentation may be reproduced without the written permission of (自社).

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